今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 429)しょうゆうどん(温並)

f:id:socius_lover:20201202133912j:plain


起き抜けから胃がムカムカする。そんなときは迎え酒〜なんてできないので、朝ごはんで胃を鎮めよう。お値打ちで、簡単で、できれば近いトコ。


おや、人気のうどん店が開店時間を早めている。先客は1人のみだし、これ幸いと滑りこむ。油ものは受けつけないから、シンプルなのにしよう。


かけうどんがいいかな、なんてみていると「しょうゆ」を発見。ぶっかけうどんかな。温と冷があるけど、やさしさに包まれたくて温の並盛りを。


うどん専門店だから、いちいちメニューに「うどん」とつけないんだね。それにしてもしょうゆってのは潔いネーミング。食券は「おんなみ」。


みれば、氷水でしめて、湯通ししている。期待値上がっちゃうな。先客のお隣さんには、天ぷらがバットで出ていて魅力的だけど、またの機会に。


すると「生姜と天かす入れますか」との確認が。正直、油ものはキツイけど、天かすは別腹、お願いしますと答えれば、サッとやってくる丼ぶり。


「少しずつしょうゆをかけて、お召し上がりください」。まずは、うどんの味を楽しんでねということかな。で、チラリとかけてズルリと食べる。


長〜いうどんは、むっちりと官能的で、感動的ですらある。ズルズル、勢いよく食べちゃう。さらに、おろしたての生姜も適度な刺激がグッド。


天かすは人参などが入っているので味も楽しい。天ぷら粉を素揚げした揚げ玉もいいけど、天かすも侮れない。ここでしょうゆをもうひと回し。


ズルズルが加速する。そば派でしたが、讃岐の人びとの気持ちがわかる、魅惑のうどん。胃を整えて、天ぷら付きを食べに来ようと誓うのでした。


ごちそうさまでした。