今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 260)目玉焼きベーコン朝定食 in なか卯

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どうやら、ベーコンが食べたいとき、なか卯に来ている。燻製の香り、程よい塩味、脂の旨味、カリカリの食感。たまに食べないと落ち着かない。


ソーセージならば、やよい軒松屋の朝定にあるけど、ベーコンを採用したのはなか卯の慧眼、密かなヒット作と思う。目玉焼きとの相性もよし。


ホテルのモーニングバイキングなら、つい3、4枚は食べちゃうベーコン。異国発祥とは思えぬお米との親和性、あなたはラモス瑠偉ですか。


待っているあいだ食券をみると、目玉焼き朝定食に単品のベーコン扱いだと気づく。券売機も複雑だし、いろいろと工夫の結果なのだろう。


やってきた定食は味噌汁が右上になっている。いつもそうだっけと思いつつ、自分で置き直してズルリ。ナメコの味噌汁はいつ食べても絶品です。


本日の目玉焼きは、黄身がかた焼きですな。醤油をタラリとかけ、まずは白身をおかずにご飯を食べる。カリカリの縁部分が香ばしくて、嬉しい。


お次は、ノリ。京風うどんを出すからか、関西風に味付けノリ。ご飯に巻いてそのまま食べれば磯の香りがします。パリパリの食感も、楽しい。


そして自らを焦らして、ようやくベーコン。まずはひとかじりしてご飯をかきこむ。鼻に抜ける燻製の香りがたまりません。ベーコン、大好き。


大阪城を攻めるように周囲の白身を食べ尽くし、いよいよ本丸、かた焼きの黄身をパクリ。ゆで卵とも、炒り卵とも違う、独特の舌ざわりです。


あまり値段は言いたくないけど、これが 380 円で食べられるのなら、デフレも悪いことばかりではないなぁとしみじみ。シアワセな朝時間でした。


ごちそうさまでした。