最近ご無沙汰の富士そば前を通りかかれば「銀だこそば」のポスターを発見。お腹はすいていないけど、ここで会ったが百年目、券売機をポチり。
富士そばは店ごとのメニューの裁量権が大きいのですが、立派なポスターからすると、どうも企業同士のコラボだな。自由闊達な雰囲気がいいね。
多幸(タコ)焼きと銘打たれた縁起もの。キット勝ット、受カ〜ルなど、受験生向けのだじゃれの験担ぎとも通ずる、日本語ならではの言葉遊び。
演歌の流れる富士そば風情に身を委ねつつ、到着を待つ。たこ焼きの出来を知らせるだろう電子音ののち、湯切りの音が。さあこい、銀だこそば。
名は体を示し、たこ焼きが3つ並ぶ。そばそのものはいつもの富士そばクオリティ、必要にして十分なおいしさ。満を持して、たこ焼きをガブリ。
繊細なかつお節が香り高いネ。たこ焼きの外はカリカリ、中はトローリ、いかにも銀だこといった仕上がり。ふた口め、プリプリのタコが嬉しい。
なんというか、ダシといただく明石焼きにも通ずる、和風ジャンクの極みといった味。銀だこは、皮がしっかりしていて、つゆに溶け出さないネ。
銀だこに、天つゆで食べる「ねぎだこ」があるように、ダシとたこ焼きは相性バッチリなんだね。いっそレギュラー化して欲しいな、銀だこそば。
ごちそうさまでした。
★しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。