今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 457)たぬきそば

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シンプルに生きよう、なんて CM コピーがありました。持ち物は断捨離、心はマインドフルネス。わかっちゃいるけど、実行するのは難しいです。


で、せめて財布の中身をシンプルにすべく券売機に小銭をはたくと、もり、かけ、たぬき、月見にあかりが灯る。ひと思案して、たぬきを選択。


もり、かけを頼まないのが、シンプルになりきれない小物感。でも、揚げ玉は、卵かけご飯や冷奴にあわせてもおいしい、密かな実力者なのです。


朝は茹でたて、3分ほど待って丼ぶりのお成り。どうやら、桜エビのかき揚げを仕込んだときの揚げ玉のようで、かなりエビが入っていてニヤリ。


よくきく七味をかけ、そばをスルスルとすすりこみ、揚げ玉とともに熱いつゆをゴクリ。ふうう、温まる。鼻に抜ける磯の香りは桜エビ様様です。


なんというか、シンプルさからは離れていきますが、立ち食いそばのようにジャンクなものは、味の種類を重ねていったほうが、絶対においしい。


箱根そばでは、ほぼ全トッピングがなされた「箱根そばスペシャル」を月に幾日か出しているけど、あと5年若かったら毎月食べていたと思う。


それに比べれば、たぬきそばなぞシンプルなもんですね。あっという間に食べ終え、先客2人を追い越したことに気づき、消化に悪いと反省する。


ごちそうさまでした。


しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。