今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 464)辛いタンタン麺

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タンタン麺は自由だ。発祥はどうあれ、進化の系統樹を次々と伸ばしている。汁の有無、スパイスの種類など態様はさまざまだが、共通項は辛味。


川崎市民のソウルフードとかいうニュータンタンメンは、かき卵とニンニクが決め手とか。もはやゴマの香りや、肉味噌すら必須ではないのだ。


で、こちらのメニューをみれば「タンタン麺」と「辛いタンタン麺」が両雄居並ぶ。辛みすら取り除いてよいなんて、タンタン麺は自由すぎる。


カウンターの茹で卵は3個まで無料とのこと。コンコン、パリパリと殻を剥きつつ待つ。以前は食べ放題だった記憶があるけど、経費節減かな。


サービスライスは辞退して、2個めを剥いていると、辛いタンタン麺が到着。ソーメンのような細麺だからか、予想より早いお出ましに動揺する。


まずはスープをソロリ。おっ確かに辛い。でも、ゴマの風味がたしかで、クセになる味。レンゲを忙しく動かすうち、汗がジワリと、当然の帰結


辛味を薄めるのはお冷のみ、ひと息ついて茹で卵をパクリ。白身は朱に染まるも、黄身がホコホコしてスープに合う。続けざまに2つ目もパクリ。


やわらかなチャーシューは、ライスに合いそうだな。ライスもおかわり3杯までに変更されているのは、相撲取りにでも粘着されたんだろうか。


余計な心配はさておき、ツルツル、ハフハフと箸を動かし、おいしく完食。舌に残る辛みを再びお冷で宥めて席を立つ。タンタン麺は自由だ(笑)


ごちそうさまでした。


しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。