今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 279)清流地鶏南蛮定食

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宮崎名物、チキン南蛮。からりと揚がった鶏カラに、甘酸っぱいタレをまとわせ、タルタルソースでいただく、ごはん泥棒の代表のような料理。


東村アキコの「ひまわりっ」で、地元宮崎では、ムネ肉派とモモ肉派が争うと知りました。こちらはモモ肉、甘辛タレはなく、タルタルも卵抜き。


清流地鶏は岩手産だし、いわばアレンジメニューですね。いつか本場で食べたいと思いつつ、箸を割り、まずは赤だし。安定の渋味がステキやん。


続いてサラダを喰みつつ、チキン南蛮を目で慈しむ。かなりの重量感、モビルスーツならばドムのようなたたずまい。さて、お楽しみタイムだ。


端からパクリ。揚げたての香ばしさ、タルタルの甘酸っぱさ、鶏肉のジューシーさが三位一体、ジェットストリームアタックを仕掛けてきます。


こうなると、あとは南蛮、ごはん、たまに味噌汁といった三角食べを繰り返し、みるみる胃におさめていく。よく噛んで、スローダウンしなきゃ。


ここらで明太子をつつき、口の脂を洗い流し、ひと息つく。香の物をポリポリかじって、冷静さを取り戻す。早食いは、胃によろしくないからね。


宮崎といえば、むかーし TVK で放送していたサクサクを思い出す。司会の増田ジゴロウあかぎあいのかけあいが楽しかったな。シーガイアッ!


なんて心の旅をしつつ、ペロリと完食。すっかり腹くちくなったので、ちょっと歩いてから帰るとしよう。腹八分目に医者いらず、心がけなきゃ。


ごちそうさまでした。


しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。