宮崎名物、チキン南蛮。からりと揚がった鶏カラに、甘酸っぱいタレをまとわせ、タルタルソースでいただく、ごはん泥棒の代表のような料理。
東村アキコの「ひまわりっ」で、地元宮崎では、ムネ肉派とモモ肉派が争うと知りました。こちらはモモ肉、甘辛タレはなく、タルタルも卵抜き。
清流地鶏は岩手産だし、いわばアレンジメニューですね。いつか本場で食べたいと思いつつ、箸を割り、まずは赤だし。安定の渋味がステキやん。
続いてサラダを喰みつつ、チキン南蛮を目で慈しむ。かなりの重量感、モビルスーツならばドムのようなたたずまい。さて、お楽しみタイムだ。
端からパクリ。揚げたての香ばしさ、タルタルの甘酸っぱさ、鶏肉のジューシーさが三位一体、ジェットストリームアタックを仕掛けてきます。
こうなると、あとは南蛮、ごはん、たまに味噌汁といった三角食べを繰り返し、みるみる胃におさめていく。よく噛んで、スローダウンしなきゃ。
ここらで明太子をつつき、口の脂を洗い流し、ひと息つく。香の物をポリポリかじって、冷静さを取り戻す。早食いは、胃によろしくないからね。
宮崎といえば、むかーし TVK で放送していたサクサクを思い出す。司会の増田ジゴロウ、あかぎあいのかけあいが楽しかったな。シーガイアッ!
なんて心の旅をしつつ、ペロリと完食。すっかり腹くちくなったので、ちょっと歩いてから帰るとしよう。腹八分目に医者いらず、心がけなきゃ。
ごちそうさまでした。
★しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。