今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 281)スタミナ焼肉定食

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はじめてのおつかいならぬ、はじめてのランチ探訪がプチブーム。今まで、街の風景でしかなかった未踏破の店を、勇気を出して訪ねております。


こちらも 20 年近く前を通りすぎるだけだった店ですが、意を決して地下への階段を降りてみました。昼はランチ、夜は居酒屋といった風情です。


店員さんはハキハキとしたベテランおかあさん。名物っぽいスタミナ焼肉定食を頼んで、店内をうかがう。ずっとサザンが流れているのが印象的。


ホッピーやサワー類が充実しており、学生&サラリーマンの味方といった位置づけかな。厨房からはジュウジュウと期待をそそる音が聴こえます。


スタミナ行きま〜すとの号令ののち、すぐにやってくるわが定食。メインの焼肉は漆黒に包まれ、味の濃さが予想されます。いざ、食べんかな。


まずはみそ汁、ダシがきいてるね。冷奴や卵焼きといった付け合わせも嬉しい。野菜サラダで自分を焦らしたのち、お待ちかねの焼肉をパクリと。


キシキシした歯ごたえは豚ロースかな。ソースっぽい味が泣かせます。スタミナって冠しているけど、ニンニク感はあまりない。ご飯に合うねえ。


焦げ目のついた人参や玉ねぎがザクザクとおいしい。もりもり食べ終え、今一度店内をみれば年季の入った値札は、値上げしていない証ですね。


モノクロームにしか見えていなかったこの店も、これで「おいしい焼肉定食を食べた店」として、記憶に色づきました。脳内地図補完計画、発動。


ごちそうさまでした。


しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。