今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 287)日替わり定食

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日替わり定食は、チョコレートの箱のようなもので、開けてみるまで何が出るのかわからない楽しさがある。旬の素材をお得に提供、なんて印象。


ランチ限定、日替わり、週替わり、期間限定。種類はいろいろあるけど、店側も選択と集中を行うことで、コストと手間が省けるのではないか。


で、こちらのカレーハウスの週替わりは、カレー、ライス、サラダ、鶏の唐揚げ。お得さにひと目で恋に落ち、カウンターに座るや否や注文。


どうやら私が一番客ですね。しばらくすると、チチチと揚げ油の音が聴こえてくる。鳥の唐揚げのプレリュードに耳を澄ましつつ、登場を待つ。


おいでなすった週替わり。まず揚げたての鳥からにレモンを絞り、何もつけずパクリ。厚い衣がカリカリで、塩コショウをつけるとよりおいしい。


次にベジセカンド、野菜をバリバリやっつける。メインのタイカレーは鮮烈に辛く、ライスにまぶして食べてゆく。チキンが被ったのはご愛嬌。


ここで唐揚げをカレーにつけてみる。衣が厚くて味がしみないので、しばらく漬け込んだのちに食べればサクカリ、そして辛みの愉快なコラボ。


いくら辛くとも、水は途中で飲まない。負けたくないし、負けてない。お得なランチタイムに誰との勝負をしているんだろうか、オレって奴は。


快適な室温で汗だくにはなりませんが、カレーの漢方効果でカラダは温まりました。最後に甘露をグイッと飲み干して、ヒリヒリする舌を鎮める。


ごちそうさまでした。


しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。