豪遊というと、高級クラブでドンペリをあけてパァーッと騒ぐ、なんてステレオタイプしか浮かばない。人生経験不足ゆえ、発想が貧困である。
手の届く豪遊というと、ガチャガチャを大人買いする、回転寿司で高い絵皿を選ぶ、焼肉で「上」を頼む…あれ、なんか悲しくなってきたな(涙)
ともあれ、ランチタイムに松屋で豪遊。肉×肉のフレーズが男心をくすぐる選べるWセットに初挑戦。牛焼肉だけでも十分なのに牛皿まで付く。
お値段もさることながら、カロリーもなかなかなので、ライスを小にする。うかつに満腹になると胃液の逆襲に遭うので、占守防衛に努めます。
まずは、大好きな松屋フレンチドレッシングをたっぷりかけて、ベジファースト。値の張るものではないだろうに、比肩するもののないおいしさ。
さて、久しぶりの牛焼肉。昔からの習慣でポン酢でいただく。この独特の筋っぽさこそが思い出の味で、松屋が贅沢だった10代の頃を思い出す。
牛皿には彩りで紅生姜を添え、チビチビつまむ。国産玉ねぎがシャキシャキとおいしい。牛皿はご飯に乗らないだけで、上品な佇まいとなる印象。
肉を頬張っては、ご飯をひと口食べて、ゆっくりと噛む。吉川と布袋が組んだCOMPLEXのような夢の競演、Wの肉定食を心ゆくまで楽しみます。
味噌汁を飲んでひと息ついて、再びサラダを食べて口をサッパリ。あとはひたすら焼肉、牛皿、ご飯。おかず2品という変則三角食べを繰り返す。
腹八分目に医者いらず。そんなお年頃ですが、たまには腑抜けた胃袋に喝を入れるのも悪くないですね。熱いお茶をおかわりして、余韻を楽しむ。
ごちそうさまでした。
★しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。