今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 296)メンチカツ定食

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ハクション大魔王の好物はハンバーグですが、カンちゃんのママの調理風景をみるに、どうみても揚げ物である。ほな、メンチカツやないかい。


何を言い出すのかと訝しがられるかもしれませんが、メンチカツを食べるたびそんなことを思う。ハンバーグを揚げたらメンチカツだよな、と。


改めて調べてみると、設定ではコロッケが好物だったけど、子どもに人気の料理はハンバーグだろうと、アフレコの現場で急遽変更になったとか。


それで、色形はコロッケのまま、好物はハンバーグということに相成ったとか。平成生まれがついてこれませんね、1970年代のアニメの話です。


閑話休題。メンチカツ大好き!という人にあまり会わないが、揚げ物界で一定の地位を得ているメンチカツ。たまに食べると昭和の味わいがする。


メンチカツは2つ。丸というか、四角というか、カレーパンマンの顔のようなかたち。まずは何もつけずにガブリとかじる。アチアチ、ハフハフ。


肉汁がにじみ出ておいしい。ハンバーグが揚がっているのだから、おいしくないわけがない。家でつくると工程が大変だし、店で食べるに限る。


小袋のソースとカラシをつけて食べれば、さらにオカズヂカラが上がる揚げ物戦士。トンカツと違い、丼ぶりものには向かない、オカズ特化型。


カツ、ごはん、味噌汁を三角食べしつつ、サラダで油を中和する。竹輪天と同じく、出来上がったものをさらに揚げるひと手間がおいしさの秘密。


ペロリと食べ終えて食後のコーヒーをゴクリ。メンチはカツ界の王者にはなれないけど、部活帰りに買い食いしたいランキングなら、優勝だね。


ごちそうさまでした。