今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 299)国産もつ煮定食

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酒呑みの悪いクセで、たまに猛烈にもつ煮込みが食べたい。こんな世の中なので、居酒屋のランチ営業でもいいから、もつ煮込みと出会いたい。


居酒屋ならどこでももつ煮込みの取り扱いがあるわけではなく、ようやく見つけました。群馬のように、もつ煮定食がメジャーになればいいのに。


定食類では最低価格のもつ煮、お値打ちなところが庶民の味方よのう。ダシのきいた味噌汁を飲みつつ陣容を確認、ご飯がたっぷりで頼もしい。


何はなくとも、まずはもつをひと口。脂がぽってりして、これはご飯がススム予感。ひとつ、ふたつと頬張っては、ワシワシとご飯をかきこむ。


もつは当然クニクニしている。いつ飲み込めばよいのか、悩みつつも飲み込むまでがもつ。醤油味で口を満たしては、ご飯をかきこむシアワセ。


もつ煮込みといえば、都内で著名な加賀屋チェーンを思い出す。小鍋仕立てで小ぶりな豆腐が一丁入ったもつ煮込み、行くたびに頼んでたっけ。


半分くらい食べて、七味を振りかけて味変する。豊富な付け合わせと、オカズヂカラにあふれるもつで、ひと粒残さずご飯を平らげちゃう。


歳のせいかお酒も弱くなり、自粛ムードがなくなろうとひとり居酒屋巡りをすることはないけど、もつ煮など、居酒屋料理はたまに食べたいな。


ごちそうさまでした。