今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 497)桜エビかき揚げ天そば

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桜の季節は終われども、桜エビの季節は続く。旬を調べてもはっきりとしないけど、資源保護のため禁漁期があり、ありがたい食べ物とわかる。


桜エビのかき揚げは年じゅう食べられるけど、なんとなく春に食べたい。玉子もつけようかと思ったけど、小銭の具合でエビ天のみで食券を購入。


なんでも桜エビは、食用の100%駿河湾で水揚げされるとか。生食は地元でないとできないだろうけど、少しかき揚げに入るだけで香りがすごい。


朝イチは揚げたてで嬉しいな。ザクザクと箸で突き崩してひと口食べれば、かっぱえびせんの如き風味。たまらずツユに漬け込んで、もうひと口。


油が軽やかで、まるでスナック感覚。シャキシャキのタマネギも甘く、口じゅうに旨みが広がってゆく。やはりかき揚げは温野菜サラダですね。


色濃い田舎そばは風味も豊か。ツルツル手繰れば甘みが強いツユがからみ、安定のおいしさ。労働意欲の基礎カロリーがしっかりとれそうです。


最後は、もろもろと崩れ去ったかき揚げをかき集めて、ツユとともにゴクリ。桜の季節は出会いと別れの季節、おしごともがんばりますかね。


ごちそうさまでした。