今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 304)ポークソテーと白身魚のフライ in 神保町

f:id:socius_lover:20210330191704j:plain


神保町の老舗ビアホール、ランチョン。古書店街と靖国通りを見下ろしつつ、プロの注ぐ生ビールをおいしくゴクゴクいただける大人の遊園地。


されど日はまだ高く、残念ながらビールは自重して、日替わりランチを頼む。店前のディスプレイによれば、ポークソテー白身魚のフライです。


こちら神保町はカレーと古書店で有名ですが、かつての神田五大学を擁する、東洋のカルチェ・ラタン、わが国有数の学生街でもあるわけで。


しかし、学生の頃はランチョンはお高くて、縁遠かったですね。今では気楽に立ち寄れるようになり、年をとるのも悪いことだけではありません。


やってきたのはどうみてもビールのお供感あふれるプレート。やたら鮮やかなオレンジ色のドレッシングをサラダにかけて、シャクシャクと食む。


おや、ポテサラではなくマカロニですね、嬉しい不意打ちですね。主役のポークソテーは脂身たっぷり、コクのあるソースで、やたらご飯が進む。


タルタル付きの白身フライはサクサクで、きっと夜営業ではフィッシュ&チップスの一角として活躍していることでしょう。ビールが似合う味。


ソテーソースは残すには余りに惜しく、サラダにまぶしてキレイに平らげる。暢気な世の中になったら、学生時分の仲間と酒盛りに来たいな。


ごちそうさまでした。