今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 512)博多ラーメン+ねぎ

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博多ラーメンは、たまに激烈に食べたくなる。豚骨を高温で煮出した白濁スープ、素麺のように細いのに歯応えのよい麺、独特のトッピングたち。


本場博多では〜と言い始めればキリはないけど、幸いに東京では博多ラーメンの選択肢は多い。本日選んだのは、福岡育ちの舌を納得させたお店。


新幹線の終着駅なので「博多」の地名に馴染み深いけど、本来の博多は福岡市博多区の一部をさすので、博多っ子を名乗るのは選ばれし民らしい。


卓上の壺をみやれば、もやし、高菜、紅生姜、辛高菜。トッピングがサービスの店は私のなかでの評価が高くなります。当然、すりゴマもあり。


とか言ってると、細麺なのですぐにやってくるマイラーメン。健康のため追加しておいたねぎがたっぷりで嬉しい。まずは、麺をスルスルすする。


スープはサラサラしながらしっかり豚骨、こってり寸止めの美学。鼻に抜ける香りが消えぬ間に、麺を軽く噛めばプチプチと自己主張を忘れない。


博多ラーメンは、キクラゲ、高菜、紅生姜など個性あふれる具材が楽しい。それぞれもおいしいけど、渾然一体と食べてこそ醍醐味が味わえます。


キクラゲのコリコリ、もやしのサクサク、青ネギのシャキシャキ、紅生姜の酸味、高菜の辛味。太巻きの具の如く、全体のなかで個性を失わない。


愉快な時間はすぐに終わり。替え玉をするか否か選択の時が訪れる。ここも健康のため、グッと堪えて、もやしだけ少しおかわりして箸を置く。


ごちそうさまでした。


しばらくは、お蔵出しです。