今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 518)朝そば TKG セット in 箱根そば

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なんでもかんでも略語にされると、知らないとも言えず戸惑うことがある。JJ が女性自身の略だと聞いたときは、納得するよりむしろあきれた。


とはいえ JRNTTJT など、親方日の丸が次々と横文字となり、すでに定着していることを思えば、中年の懐古主義にすぎないのかもしれない。


で、箱根そば TKG。卵かけご飯なんてもとが英文でもないのに、どこを目指して名づけたのか。メイン顧客のサラリーマンは受け入れるのかな。


まあ、たぬき、きつね、ワカメが安心な朝そばに、3度の飯より大好きな卵かけご飯ご飯が加わるわけで、私個人としては心よりウエルカム。


まずはそばをスルスル、いかにも箱根そば。安心、安定の味、きつねの甘さが白眉です。揚げ玉が溶ける前にいくらかご飯に移しておこう。


途中でそばを小休止、卵に醤油をひとさし、白身を切るように軽く混ぜて、ご飯の上に穴をあけて注ぎ込む。一面茶色で、何の文句もない、TKG


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黄身のコクを引き立たせる白身、旨みを増幅する醤油、黄金をまとい輝く白米。最後の晩餐は卵かけご飯と決めてますが、その決意を新たにする。


でも「お爺ちゃん、最後に何が食べたい?」と聞かれて咄嗟に TKG と言う自信がないから、国鉄電電公社、日本たばこと言うのも許して欲しい。


ちなみに、家の JK  TKG を知っているかと尋ねると「卵かけご飯でしょ」と即答されたので、言葉の置き換えは進んでいるようす。なるほどね。


ごちそうさまでした。


しばらくは、お蔵出しです。