今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 532)ねぎラー麺

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ねぎは風邪にきく。迷信のようでいて、実際にねぎに含まれる硫化アリルは、抗菌作用など多くの効能があるらしい。エビデンスがあるんだね。

硫化アリルは、ねぎ独特のいがらっぽさをもたらすので、好みはわかれる。「栄養価か、食べやすさか、それが問題だ」とハムレットばりの悩み。


で、ねぎらー麺。単品との差額 150 円がねぎ代ですね。カウンター席から調理を眺めると、長ねぎにごま油や秘伝っぽいタレをあわせています。


メンマ、チャーシュー、もやし、輪切りのねぎなど、いつもの面子を隅に追いやり、先ほど味つけされた白髪ねぎがセンターに位置しています。


勝手知ったるスープは後回しでねぎをパクリ。シャキシャキ歯ごたえよく、タレの辛味と、ねぎ自体の辛味があわさって存在感のある薬味ですね。


ねぎを咀嚼しつつ、残りを魚介の香り豊かなスープツユに漬け込んで食べごろを待つ。水を飲んで辛味をリセットしてからツルツルと麺をすする。


縮れ麺はスープを絡めとり、たまに巻き込まれるねぎとの食感の対比が面白い。基本的にねぎに合わせてよく噛むので、麺の味がよくわかります。


メンマこりこり、チャーシューとろとろ、もやしサクサク。味はもちろん、ゆっくり食べると食感も楽しい。このご時世、食事で免疫上げなきゃ。


ごちそうさまでした。


★しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。