今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 576)赤鶏と蛤の淡麗中華そば

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あまりに暑いからか、人気店なのに行列がない。熱いものは食べたくないよね、でも炎天下ウロウロしたくないし、覚悟を決めてノレンをくぐる。


券売機の左上、一推しは鳥賊煮干し中華そばだけど、新規開拓してみようかな。赤鶏と蛤、旨みがギュッと出そうな組み合わせに惹かれてポチリ。


鶏はまあそうだけど、実は貝ってびっくりするほどいいダシが出ますよね。潮の香りなんだけど、臭みはなくて旨みが深くて、とにかくおいしい。


こちらの替え玉はそのままでも食べられる味のついた和え麺スタイル。何年か前から流行ですが、ダイエット中につき堪え難きを堪えて見送る。


やってきたのは澄んだスープに脂がキラキラ浮かぶ一杯。ひと口飲めば、鶏と貝がお互いを高め合う良質なダシ。翼と岬のような黄金コンビです。


細いストレート麺は歯切れよく、小麦の残り香がうれしい。湯気はあまり出てないけど、油の下のスープは熱々で、生玉ねぎがほどよく煮える。


レディボーデンのように舌を誘惑するチャーシューは、ねっとりでもしっかりと肉の味。穂先メンマはコリコリ、蛤はプリプリ、うましうまし。


壁には食べ終わったスープをあられご飯に注いでお茶漬け風で、との絶対おいしいオススメが。確かに。悔しいくらいおいしいスープだもんな。


いつまでも終わらないダイエットを嘆いても仕方ない。カラダを絞り、満腹解禁日をつくって、必ずや再チャレンジします。アイルビーバック!


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。