再開発が進むお茶の水。線路に貼りついたような古いビル群が取り壊され、バリアフリー化が図られるらしい。周辺は病院も多いし、もっともだ。
ノスタル爺さんにはなりたくないけど、それなりに思い入れもあった地域だけに感慨もひとしお。再開発の間隙をぬって出店したうどん屋さんへ。
券売機をみれば、とり天、ちくわ天など魅力的なメニューが居並ぶ。季節メニューを確認していると背後に気配を覚え、慌ててボタンをポチリ。
結局、どノーマルなぶっかけ(冷)。我ながら保守的です。店内はカウンターばかりの極細で、後ろを通ると服が触れるほど。空席に滑り込む。
食券を買うと厨房に伝わるシステムらしく、特に食券を渡さずとも、うどんがやってくる。サービスの天かすをザラザラかけて、いただきます。
うどんはモチモチ。最近食べた食べもので No.1 の幸せな仕上がり。天かすもゴリゴリと小池屋スコーンのようで、袋詰めで販売できるクオリティ。
いりこだしは、もし熱中症で倒れたら点滴して欲しいくらいカラダになじむ。途中で生姜を入れると、これまたフレッシュな香りが鼻腔を抜ける。
勢いよく食べるとあっという間、自分には珍しくツユを残さず完飲。明らかに立ち食いのレベルではなく、もう一杯食べたいくらいの感動です。
あとで調べれば、新進気鋭で有名な立ち食い店らしく、圧倒的な食体験もナットクです。ぜひ再開発後にもあるといいな、と祈念しております。
ごちそうさまでした。
★しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。