今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 595)カレーうどん

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生きるべきか、死すべきか、それが問題だ。とはハムレットの台詞ですが、そこまで大仰でなくとも、日々選択を強いられて過ごしております。


たとえば、今日のランチ。定食か、うどんか、それが問題です。しかもそれぞれ7種類ほどあり、選ぶというより諦めると言ったほうが正しい。


なんとなく米粒を食みたくないので、うどんを選ぶ。あんかけ、おろし、とろろ、ざるなど目移りするけど、エイヤと思い切り、力うどんを注文。


ところが「力うどんは夏休み」らしく、カレーうどんにチェンジ。こちらのは辛くて、旨くて、辛いんだよね(笑)。覚悟のいる味わいなのです。


見た目はなんの変哲もないカレー汁ですが、スパイスがきいており、なんとなくクリスタルのように、どことなくインド風。ひと口で汗をかく。


さて、カレーうどんを食べるにあたっては、とにかく跳ねないようにするのが大事です。安物のシャツとはいえ、カレーのシミはつけられません。


あいにく、口紅のようなお色気方面のシミは縁がありませんが、ボールペンなどでシミをつくりシャツをダメにしたことが幾度もありますので。


もっちりした細うどんをスルスルと、すするというより口に押しこんでゆく。唇、舌、喉と刺激が伝わり、おいしいと思う以前に体がナツになる。


玉ねぎは微かな甘みがよくわかり、たっぷりの油揚げはカレーを吸ってご飯のお供に似合いそう。グラスの水を舐めつつ、少しずつうどんを食む。


年々辛いものがキツくなるな。悲しいけど、これ老化なのよね。達観しながらもキレイに食べ終える。本日、シミは小さいの1つにとどめました。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。