今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 355)秋を堪能! 三陸沖産さんま御飯と和彩弁当

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近年のスーパーは、中食に力を入れている。いわゆるお惣菜ですが、とみにレベルが高い。店で売る新鮮な食材を調理するわけで、安心で安価。


定番だけでなく季節商品が華やかなのも嬉しい限り。久しぶりに眺めてみれば、食欲の秋を告げる各種お弁当が並ぶ。実りの季節、いただきます。


さんまのお寿司、イクラはらこ飯なんてのもいいけど、副菜の豊富さにひかれて和彩弁当を選択。税抜きでワンコインのお値打ち価格にメロメロ。


まずはご飯。さんまは年々高級魚になりつつありますね。生臭さはゼロ、食欲をそそる絶妙な香りがステキ。ほぐし身の小骨がいかにも手作り。


竜田揚げものっていて、さんまの旨さが丸ごと味わえます。青ネギのショリショリとした歯ざわりも楽しく、単体で2合食べたいくらいおいしい。


カキフライがひと粒のるのも嬉しい。冷凍だろうと、マガキの季節はやはり心がときめく。わずかな苦味がノンアルコールビールにピッタンコ。


お次は舞茸天。養殖ものも秋に食べるとありがたみが増す。しっとりの衣とクキクキの食感が楽しい。秋のキノコは天ぷらが似合うんだよね。


大学イモ。スイーツなんて知らない昭和の子どもにとって、オヤツであり、オカズでもあった。最近のサツマイモは品種改良で甘くなりました。


家食はスーパー、中食は惣菜屋、外食はレストランと棲み分けていた牧歌的な時代は終わり。減りつつある日本人の口の数を奪い合う時代ですね。


ともあれ、食材やかかわる人びとへの感謝を忘れずに、ありがたくいただく。食欲の秋本番を控えて、ベルトが心配です。おいしいは正義だな。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。