今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 361)惣菜パン

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街のパン屋さんが好き。コッペパンに惣菜がはさまれ、アンパンマンの顔が描かれ、食パンの耳が配られるようなパン屋さん。最近、希少です。


カフェオレが似合う、サクサクの横文字パンは確かにおいしい。でも、瓶牛乳が似合う、購買で奪い合いになるようなパンも、やはり捨てがたい。


高校の通学路かつ住宅街にあるこちらは、プリンを丸々のせたプリンパンや、シベリアの値札にプーチンが飾られるなど、懐かしくも攻めている。


店内には地域の昔の写真が飾られ、映画の撮影に使われたのか俳優のサインも並んでいる。子どもが小さい頃は、オマケに駄菓子をくれたっけ。


ノスタルジーにひたるだけでなく、食べ支えてこそ真のファン。で、隙あらば週末のお昼ごはんを買うのですが、選ぶパンがパターン化している。


目玉焼きパン、焼きそばパンの2つは外せない。あとは気分次第で、甘いのや、ガッツリ系など。本日は、色鮮やかな玉子パンにしてみようかな。


まずは玉子パン。目玉焼きパンと玉子がかぶってるな。きっと体が蛋白質を欲しているんだね。マヨネーズの香りとフワッと食感がシアワセの味。


お次は焼きそばパン。炭水化物オン炭水化物だけど、濃いめのソース味をコッペパンがしっかり受け止めて、控えめに言ってもサイコーです。


最後に目玉焼きパン。マヨネーズ、白身、ベーコンの塩味がよく合う。パズーのカバンの中でどうして崩れなかったのか不思議だけど、おいしい。


いずれも牛乳が似合うけど、年をとって乳糖不耐気味なので、お供はトクホのペプシ。惣菜パンには、せめてジャンクな飲み物を合わせなきゃね。


ふと小学校の遠足に母親が持たせてくれたパンを思い出す。玉子、焼きそば、キュウリ、ツナ。手間だっただろうに、あらためて感謝、感謝です。


思い出とともに、ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。