今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 362)横濱カレー・ミニ in すき家

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旧字体の地名には、やはり伝統を感じる。横濱、仙臺、廣島など都市名はおよそ新字体に置き換えられたけど、駅名や大字などに旧字体も残る。

パソコンの性能が上がって旧字体の使用が容易となり、最近はあえて旧字体を使うのを見かける。例えば横濱と書けば、大正ロマンが溢れてくる。


これが横浜と書けばなんの引っかかりもないし、ヨコハマと書けば港のヨーコがやってくる。あえての横濱。マンションなら1割高く売れそうだ。


閑話休題。買い物前の腹ごしらえにすき家に立ち寄りメニューを見ていると、横濱カレーの文字をみつける。すき家のカレー、食べたことないな。


カレーといえばココイチだけど、実は各牛丼チェーンもカレーを出している。吉野家ではつい牛丼を食べるけど、松屋のカレーはかなりおいしい。


ミニがあるなら朝食代わりにちょうどいいかな、とパネルをポチリ。なんでも、すき家の創業地が横浜らしく、それにちなんで横濱カレーらしい。


みたところ、サラサラと油が浮いており、洋食屋のカレーっぽい。横浜中華街ではなく、赤レンガ界隈の文明開化を彷彿とさせるカレーですね。


パクリと食べれば、辛みと酸味が合わさった独特の風味がおいしい。まあ、店で出るカレーなんて相性の問題はあるけど、基本全部おいしいよね。


食べながらふと、横濱カレーミュージアムを思い出す。ラーメン博物館の向こうを張る施設だったのに、何年かで閉館したのが非常に残念でした。


国民食としては互角の人気だと思うけど、ラーメンに比べると、カレーはハシゴして食べるには不向きだったかな。などと思う間にきれいに完食。


すき家のカレー、クセになりそうです。今度はお昼に牛との相がけをフル規格で食べようかな。今日のところは朝カレーで全身活性化できました。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。