今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 617)小さいちゃんぽん in リンガーハット

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俗に「名物にうまいものなし」という。旅先の高揚感で食べたものは、後で冷静になるとそれほどおいしくないという解釈だろうか。


たしかに、一度だけ行った海外で現地のビールがやたらおいしく、帰国後にみつけて飲んでみたら、コレジャナイ感に溢れかえった。


現地の空気、旅の疲れも味のうちなのかな。それでも、おいしいものは絶対値がおいしい。流通の発達には感謝感激しております。


で、言わずもがなの長崎名物ちゃんぽん。魚介スープに野菜たっぷりで、大好きです。山王戦の桜木花道くらい、嘘じゃないっす。


中途半端な時間なので、オヤツをどうするかななんて思っていると、フードコートで小さいちゃんぽんを発見。天佑とばかりに注文。


リンガーハットは国産野菜100%がウリ。おいしいスープ、もっちり太麺、シャキシャキ野菜でおいしくないわけがあろうか、いやない。


かまぼこ、さつま揚げ、キクラゲ、豚こま、エビなどは彩りであり味わいである。すべてひっくるめて様式美といえる仕上がりです。


なんでも、長崎の人においしいちゃんぽん屋さんをきくと「リンガーハット」と答えるという噂を聞いたことがあるが、わかるなぁ。


名古屋でおいしいきしめん屋を聞かれたら「新幹線のホーム」と答えるもんな。名物かつソウルフードって敷居が低いべきだよね。


ともあれ、ハフハフ、ズルズル食べれば、ミニサイズなぞあっという間。旨みの詰まったスープを最後にふた口飲んでレンゲを置く。


ごちそうさまでした。