今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 622)アサリとキノコのスパゲティ

f:id:socius_lover:20210927172030j:plain


スーパーにあるキノコの種類が増えている。栽培か、流通か、あるいは両者の進化かもしれないが、昔からこんなにあったっけ?


団塊ジュニアの記憶にあるのは、エノキ、椎茸、なめこくらい。あとは、秋になると松茸を巡ってカツオが暗躍した記憶がある。


マッシュルーム、しめじ、舞茸、エリンギ、ブナピー、ヒラタケなどと徐々に種類が増えた気がする。ホクトの功績は見逃せないな。


ともあれ、本日はアサリとキノコのスパゲティ。天然でなければ旬も何もなかろうけど、やはりキノコは秋に食べると気分がよい。


アサリも潮干狩りのイメージで春が旬と思っていたけど、調べると、春と秋の産卵期前が旬なのだとか。なるほど、楽しみが増えた。


サービスのコーヒーをチビチビなめていると到着。みればカツオ節がたっぷり。これは想定外ですが、香りの重畳がいい感じです。


ザッとまぶして食べれば、和風ダシがアルデンテに似合います。みたところキノコは、椎茸、マッシュルーム、しめじあたりかな。


不惑をすぎて気づくキノコの味わい。風味や歯ごたえが各々違い、ナンバーワンよりオンリーワン、それそれのカサを開けばいい。


クキクキ、サクサクのキノコの合間に、フニフニとアサリが主張する。ザ・和風を楽しんだのち、粉チーズやチリソースを振る。


食後にバゲットに残りのダシを吸わせれば、なんともおいしい余韻です。少し冷めたコーヒーをグイッとあおってから席を立つ。


ごちそうさまでした。