なか卯っで、ご飯を食べよう〜♩ 軽快な脳内 BGM が流れるなか、冷たい緑茶を飲みつつ、うどんを待つ。朝はすいていますね。
吉野家、松屋、すき家の牛丼御三家と比べると影の薄いなか卯ですが、そもそも「丼ぶりと京風うどん」の店だから大きなお世話か。
看板の親子丼はじめ、カレー、海鮮、かき揚げ、唐揚げ、うどんそば、なんなら季節メニューもきらびやかで、いつきてもおいしい。
で、そんななか卯のカレーうどん。半年前は新カレーうどんだったけど、かなり経ってるし、いつまでも「新」は冠に戴けないのか。
https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/01/31/071000
新発売といえば、ケンちゃんラーメン、なんの因果かずっと新発売と CM を打っていた。真相はともあれ、舌に残らず、記憶に残る。
あとは帰ってきたウルトラマン。新マンなんて呼ばれたけど、商品展開の都合で初代と区別され、ウルトラマンジャックが正式とか。
さて、カレーうどん。なか卯のもう一枚の看板である「京風うどん」は、ダシのきいたツユに、喉越しがたおやかなうどんが泳ぐ。
そこにスパイスも鮮やかなカレーソースと、旨みをたっぷり吸い上げたお揚げが参加するのだから、オジサン笑顔になっちゃいます。
トレイの隅っこの、結ばなくてよい黒い紙エプロンが助かる。いい歳して滑稽に映るけど、それをはるかにに上回る実益がある。
これで跳ねっ返りを恐れず、ズゾゾッと吸い込めます。安定のうどんはかなりレベルが高く、ドラクエならベギラマを覚える頃合い。
ぽってりしたお揚げは、ごはんセットを頼めば「カレー風味油揚げ丼」をつくれたな、と悔やむほど。朝から食べきれないけどさ。
たっぷりの肉、歯ごたえある玉ねぎ、アチアチの長ネギ、途中でとうがらしをかければ言うことなし。唇が痛むのが、スパイスの証。
パリにあるポンヌフは、仏語で「新しい橋」だけど、いまやパリで最も古い橋だとか。なるほど、新旧なんて相対的なもんですな。
そんなことを思いつつ、朝からスパイスの刺激を浴びる。体のギアが上がる、おいしい朝うどん。しっかり元気チャージできました。
ごちそうさまでした。