今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 630)ボロネーゼ

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たまにはイタリアンを攻めようと、メニューとにらめっこ。ピザかパスタか悩ましいけど、ひとりランチに丸いピザは恥ずかしい。


パスタはペペロンチーノやボロネーゼといった本格派から明太子まで幅広い。せっかくなので、あまり縁がないボロネーゼを選ぶ。


たしか本場風ミートソースだと調べれば、イタリア・ボローニャの名物で、挽き肉のトマトソース煮込みを指すらしい。なるほど。


正式名称はスパゲッティ・ボロネーゼ。気分を盛り上げて待つと「ミートソース、お待たせしました〜」って運ばれてきた(笑)。


気を取り直して眺めれば、たしかにミートソース。あらかじめ粉チーズがかかっており、たっぷりの挽き肉が期待どおりおいしそう。


イキのよいパスタを巻いて食べれば、トマトを中心とした野菜の風味と、オリーブオイルの香り、挽き肉の旨みが見事な三重奏です。


途中でイタリア人が見たら怒りそうなほどタバスコをかけて味変する。ちなみにイタリアではタバスコなんてとんでもないらしい。


完成された料理に味つけは不要との発想は、煮切りが塗られた寿司に醤油はいらないがごとく。でも、タバスコ好きなんだよね。


おいしく食べ進めるも、自業自得ながら当然辛い。ヒーハー食べ終え、食後の苦〜いエスプレッソで口を洗う。でも、大満足でした。


大好きな旅エッセイマンガ「旅ボン」でもイタリア料理を絶賛してたし、一度本場に行ってみたいな。タバスコ置いてないけどさ。


ボーノ。ごちそうさまでした。