今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 631)すごい煮干しラーメン in 富士そば

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最近の富士そばは、やたら攻めている。映画やゲームのお次は、同業ともいえる人気ラーメン店とのコラボメニュー、煮干そばです。


科捜研の女コラボ

https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/08/10/070000


ゲームコラボ

https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/09/21/070000


新宿はゴールデン街に店を構える、ラーメン凪とのコラボメニュー。いちど食べたことがあるけど、これでもかと煮干がきいていた。


で、新商品の噂を聞きつけ、途中下車してまで先行販売の店へと。我ながらこの情熱と行動力を、ほかに活用できないものかと思います。


朝早いものの、JR 駅近くなのでそれなりに混んでます。周りが朝そばを頼むなか敢然と煮干そばの食券を差し出す。楽しみだな。


富士そばは店ごとの裁量が大きいので、普段使いの店との差異が興味深い。煮干粉を置いているのは、コラボなのか、独自なのか。


しばらく待つと呼び出しがかかる。見た目はシンプル、ネギとワカメとメタルに輝く煮干のみ。ところが、マスクを外すと香りがすごい。


そばをすすると、煮干の旨みと少しの酸味が飛び込んでくる。これは、うまい。そばのダシより熱めなのか、いつもより温まります。


ズルズルおそばをすすれば芳醇な香りに満たされ、煮干をかじれば硬質な旨みに踊らされ、ツユを飲めば程よい辛さに翻弄される。


ポスターには「ラーメン凪さんの食材として①すごい煮干スープ、②煮干、③鰮唐華ダレ」とある。へえ、イワシって鰮とも書くのか。


イワシエキスの辛味ダレが温まる要因ですかね。いつもの富士そばの「煮干しラーメン」とは異なる趣き。みんなちがって、みんないい。


「呑んだ帰りに召し上がれ」とのフレーズも納得のおいしさです。電車の到着ごとに客が来る好立地ならではの、パイロット版でした。


ごちそうさまでした。