今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 638)朝ミニ天玉そば in 箱根そば

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休日の朝。ランチにパンでも食べようと思い立ち、駅前へ買い物ついでに箱そばへ。つい習慣でノレンをくぐり、朝そばを物色する。


たぬき&きつねの朝そば。それに卵かけご飯がつく TKGセット。ミニかき揚げが鎮座する天玉そば。それぞれ温冷、そばうどんが選べる。


豊富な選択肢は喜びであり、嬉しい悩みともなる。最近は胃もたれ気味でかき揚げ率が低いから、ノーストレスの休日に油を食べとこう。


肌寒くなってきたので、温かいそばで注文すると「そばを茹でますんで、少々お待ちください」とのこと。ラッキー、茹でたてです。


ほどなく呼び出しがかかり、朝そばとご対面。まずは熱々のツユとともに白身をツルンといただく。溶け出しちゃうと、やはり勿体ない。


で、黄身を潰さぬよう、そおっとそばをすすれば、安定の箱根そば。そばを包んだ香るだし、ちょうどよい甘辛さのツユがさすがです。


いよいよかき揚げを持ち上げてガブリ。にんじん、玉ねぎの甘さが際立ちます。サクサク、モロモロとした食感で、まるで温野菜サラダ。


七味をふればやたらきくし、わかめはクキクキ歯ごたえよく、やはり朝イチはフレッシュだな。ここいらで、熱の入った黄身に穴を穿つ。


トロリとした黄身にそばをからめ、そばボナーラを堪能する。後半戦ともなると、ツユに油が広がり、食べ始めと異なる表情をみせます。


五臓六腑だけでなく、寒空に縮こまる心に沁みます。それに、空腹のままパン屋に向かって、爆買いしちゃうのを防ぐ働きもありますね。


ごちそうさまでした。