今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 399)しらすおろし朝食 in やよい軒

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久しぶりのやよい軒。昼どきは混んでいて近づけないけど、朝ならばゆったりくつろげる。まあ、長居はしないけど、気分的にね。


立ち食いそばは当然ながら食べ終えれば長っ尻は無用だし、牛丼屋のカウンター席も普段はいいけど疲れていると、やはり落ち着かない。


そんなとき、やよい軒。照明は落ち着いた色合いで、ジャズだか、シャンソンだかが流れており、仕事に向けてのギアチェンジに好適。


やよい軒の朝は目玉焼朝食が好みですが、卵かけご飯が食べたいので、しらすおろし朝食を選ぶ。セルフのお茶を飲みながら待つ。


いつもなら真っ先に味噌汁を飲むけど、なんとなく瞼が重いので、冷奴をパクリ。豆腐の甘さと冷涼感で、胃がバッチリ目覚める。


お次はしらすおろしに醤油をかけて、ひと口食べては、もち麦ご飯を頬張る。大根の青臭さ、しらすの風味、醤油の塩っ気が合う合う。


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ご飯茶碗に余裕ができたところで、生卵をのせる。あえてかき混ぜずに、日の丸をご来光の如く楽しみ、クルリと白身に醤油をたらす。


これまた、白身の淡白さ、黄身の濃厚さ、醤油の塩っ気が合うこと! 海苔を巻いたり、しらすをのせたり。楽しみながらも、ご飯を残す。


そう、やよい軒はダシが無料サービスなので、お茶漬けする目論見なのだ。漬け物をのせ、ポットからダシを注げば、雑炊風の完成です。


まずはダシをズズズ。卵が溶け出してやさしい味。もち麦ご飯だから、サラサラかきこまずに、都度よく咀嚼しなきゃね。ああシアワセ。


こういうのでいいんだよ、を体現したようなザ・日本の朝食。疲れ気味の体に栄養がいきわたり、今日一日を生き長られる気がします。


ごちそうさまでした。