土曜の夜に家でカレーを食べて、日曜の昼ににカレーうどんで余剰分を消費する。メインはカレーライスのはずなのに、どうにも不思議と麺類のほうがしっくりくる。
そう、カレーと麺の相性は悪くないけど、飛び跳ねるリスクがあるのか、サラリーマン界隈では人気は沸騰しない。肌寒い日にカレー南蛮を食べるかな、くらい。
さて、こちらは京王電鉄の眷属のコラボ、高幡そばにC&Cのカレーがかけられたひと品。カレー、肉、南蛮。食べる前から想像のできる名づけがたまらない。
休日なので、多少の飛び跳ねなど気にしない。とんちんかんちん、気にしない。年齢がバレる連想をしつつ、カレー南蛮とご対面。マスクを外せば、いい香り。
そば屋のカレーと異なり、C&Cのソースはスパイスが活きている。まずは丼ぶりを持ち上げ、カレーとツユの境界線あたりをゴクリと飲めば、辛くておいしい。
そばをそろそろと持ち上げてズルリ。鼻に抜けるダシとスパイスのハーモニーは、井上陽水奥田民生のような、異種格闘技のごときコラボで、ほおっと息をつく。
そこに七味を振りかけて、辛みと香りを増し増しにして食べてゆく。こちらの名物・鳥中華の看板である鶏肉と、C&C由来の豚肉が口の中で踊っております。
シャキシャキの白ネギが食感のよいアクセント。徐々にツユとなじむカレーソースの変化を楽しみつつ、あっという間に完食。散歩のおやつにベストブレンドです。
ごちそうさまでした。