今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 718)麺定食(担々麺&半炒飯)


街中華というと夫婦で営む昭和な内装が浮かぶ。安くて、おいしくて、ありがたい。今どき流行らないのか、チェーン店が街並みを平板に染めていきます。


そんななか中国人が営む街中華がありがたい。たぶん華人コミュニティでテンプレートがあるのかな、内装、メニューなど見事に日本にローカライズしている。


そんな店を土曜の昼下がりに訪ねれば、男の子がテーブルで宿題をしており、未就学くらいの妹が水を運んでくる。典型的な家族経営で、のどかな風景です。


ランチは大まかに分ければ定食か麺類。せっかくの休日なのでガッツリと麺&飯にしよう。杏仁豆腐をあきらめて、選べる小鉢に半炒飯を選ぶ。


まずは担々麺、肉味噌が沈まぬよう、真っ先にレンゲですくいあげる。モムモム咀嚼しつつ、麺をすすれば、ラー油の辛みとゴマの甘み。本格中華、なのか?


ともあれ、間違いなくおいしい。彩りの青梗菜はシャキシャキだし、もやしもピリ辛で、汗をかく。人参の細切りがオリジナリティあふれて微笑ましい。



ここでおにぎり1個半くらいの分量の半炒飯をひと口。塩っぱい米つぶをしっかり味わいつつ、担々麺のスープをゴクリ。ぷはぁ、たまらんですな。


後客にやってきたご夫婦。ダンナさんが担々麺&半炒飯を頼み、先客としては嬉しい限り。奥さまは五目焼きそば&杏仁豆腐で気持ちヘルシーかな。


食べ終えて、麦茶を飲んでホッとする。お兄ちゃんはまだ宿題をしているし、妹は飛び跳ねるように水を配膳している。平和な昼下がり、シン街中華でした。


ごちそうさまでした。