西京焼きというと、鰆など白身魚の印象が強いけど、こちらのランチでは豚肉、地鶏などいろいろ取り扱っている。味噌焼きだから味の想像は、まあ、できる。
そもそも西京ってなんだと調べれば、明治の遷都以降、東京と対比して京都をそう呼ぶようになったとか。京都人が怒り出しそうなネーミングですね。
もっとも、京都市の西部には西京区(にしきょうく)があるし、大阪、山口、北九州がそれぞれ西京を名乗ろうとしたとかで、実のところよくわからない。
ともあれ西京味噌に漬け込んで香ばしく焼くのだから、まず間違いのない味。ダシのきいた味噌汁を飲みつつ、お姿を拝見すれば、お腹のすくビジュアル。
1つ口に放り込めばサクサクおいしい。鶏肉は揚げ物もいいけど、焼き物も悪くない。地鶏という先入観もあるかな、くさみもなく淡白な肉質のよさが目立つ。
ダイエット中なのにベジファーストを怠った! 歯ごたえのよいキャベツやレタスは西京焼きの余りタレでおいしくいただいちゃおう。うん、ご飯がススム。
西京味噌の香り、甘みというのはオカズとしてスレスレだと思う。これ以上甘いと、おはぎ食べてるみたいになるし。これならご飯の「最強」のお供だな。
ごちそうさまでした。