暑いときにむしろ、熱くて辛いものを食べたくなるのは何でだろう。心頭滅却などという精神論ではなく、エアコンで冷やされた自律神経の主張ですかね。
さて、タイ料理店のランチタイム。トムヤムクンやタイカレーなど魅惑のメニューが並ぶけど、選んだのはメニューの一番上、ガパオライスです。
ブログをみると、去年は残暑の終わりがけに食べてますね。アタマでは覚えていないけど、美味しかったことは嗅覚と味覚が記憶しています。ああ、楽しみ。
https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/09/30/070000
ベジファーストでサラダを喰み、スープで胃を温める。アジア圏のスープって、どれも味覇っぽくて好きだなぁ。さて、いよいよ本丸のガパオさん。
ご飯を崩しては、ミンチ肉と和えて口に運ぶ。長粒米のパラパラ感が、異国情緒を掻き立てます。おっ、辛い。唐辛子だけではない、不思議な辛味のブレンド。
記憶よりかなり辛いな。目玉焼きを崩しつつ、味の調整をはかる。甘い香りのジャスミン茶を飲んで舌を軽やかにして、もうひと口、もうひと口と食べてゆく。
根っからの出不精で、南関東から出ることすら滅多にない。まして、タイには一生行く気がしない。でも、タイ王国が身近に感じられたランチタイムでした。
ごちそうさまでした。