今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 739)げそかきあげうどん in 星のうどん at 横浜


通勤動線を外れると、普段使いの立ち食い店とは景色が異なり、実に興味深い。こちら横浜駅西口、JR駅ナカはもちろん、改札外にも見慣れない店が並ぶ。


駅ナカの「いろり庵」は都内でもみかけるチェーン店。改札外の独立系「鈴一」は椅子もなく、丼ぶりを持って道路で食べることもあるシン立ち食いそばです。


メニューをみればきしめんがあり、非常に興味をひかれたけど、今日は手荷物が多いので断念。相鉄駅にある「星のうどん」を改札外から利用する。


何度食べても、博多うどんのふわふわ麺とやさしいダシは飽きがこない。ごぼう天と悩んだすえ、げそかきあげを選ぶ。イカの価格高騰は、どうなるのだろう。


まずはダシををごくり。冷やせば遠足のお供にできそうな、人体にしみいりやすい塩分濃度です。うどんはやわくとも、決して千切れたりしないしっかり者。


かきあげをガブリと食べれば、まずは玉ねぎのやさしい甘み。ふた口目はゲソの旨味と歯ごたえがバッチリ。おろし生姜を溶かせば、体が芯から燃えてきます。


外を歩けば熱中症が怖く、オフィスでは冷房に負けがちで、自宅では節電に努めるこの季節。あえて温かいダシを飲むのも、夏を越える知恵のひとつですかね。


ごちそうさまでした。