A.ラーメン+餃子
B.チャーハン+餃子
C.チャーハン+半ラーメン
中華男メシの行き着く先は、ラーメン、チャーハン、餃子をいかに組み合わせるかである。あらかじめメニューに示されたこの3択、実に悩ましい。
仕事でもこれくらい考えれば、ひとかどの人物になれただろうくらい悩み、Bを選択する。しかし、この他にもセットメニューにはバリエーションがある。
東秀.チャーハン+餃子+半ラーメン
ミニ東秀.3者すべて半サイズ
BIG東秀.3者すべてフル規格
れんげ食堂を名乗りつつ、もともとのオリジン東秀の名残りがメニュー名に残っていますね。若ければ、BIGに生ビールをつけていたな、などとしみじみ。
やってきたのはトレイからはみ出さんばかりの豪華セット。これ以上トレイを大きくすると、カウンター席では手狭だし、ここが落とし所なのだろう。
まずはチャーハンをひと口。しっとりした手ごたえだけど、咀嚼してみると思いの外パラパラしており、塩っけがバッチリ。ワシワシとかきこむのが快感です。
具材はネギ、玉子、かまぼこ、チャーシューで、文句なしの陣容。そのまま食べるのはもちろん、少しれんげをスープに浸すのもお行儀ワルでおいしい。
お次は餃子。青森のニンニクを用いたこだわりのひと品。何もつけずにかじると、反対側から肉汁があふれでる。ふた口めは断面に酢コショウをたっぷりと。
具材のジューシーさ、焼き面の香ばしさ、皮の旨みなど、百点満点です。チャーハンと一緒に咀嚼すると、口の中がカオスですが、望むところの男メシ。
キンキンに冷えた水を飲みつつ、チャーハンをワシワシと食べてゆく。栞のように合間に餃子を挟みつつ、最後の餃子はスープに漬けこんで、ツルリと食べる。
調べると1000 kcal を超えており、心身ともに満たされました。ちなみにBIG東秀は1666 kcal とか。ほぼ一日分の熱量に驚きつつ、食べてみたい衝動に駆られる。
ごちそうさまでした。