今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 430)昭和のオムライス


朝、時報がわりにテレビをつけておく。昭和生まれの生活習慣はなかなか抜けない。で、天気予報のあと星座占いが続いて、信じてないけど、つい見ちゃう。


キャラクターは「ちいかわ」。オッサンだけども、可愛いものを愛でる気持ちはあるので、ニコニコと眺めるも、わが星座は一向にお目見えしない。どうした。


で、ごめんなさい〜とオーラスの登場、すなわち最下位。ラッキーアイテムはオムライス〜とのこと。全国一千万の同好の士が食べるだろうか、オムライス。


そんな日のランチタイム。占いの縁起はまったく気にならないけど、せっかく覚えているのだから食べとくかな、オムライス。まずは先付けのサラダを食む。


シャクシャクと口をサッパリさせ、スープでお腹を温める。そうこうするうちやってきたオムライスに、目尻を下げる。赤黄緑のコントラストは、まさに芸術。


おおひなたごう氏の「目玉焼きの黄身いつつぶす?」では、ケチャップをスプーンで押し広げず、端から食べて味の変化を楽しむ食べ方が紹介されていた。


ものの試しに、右端からパクリ。玉子の甘さ、チキンライスのほっこりする酸味、なるほど薄味だけどおいしい。しばらく食べるとケチャップゾーンへと。


こちらはケチャップの濃い刺激のあと、玉子、チキンライスの味わい。楽しいけど、どうもケチャップが勝ちすぎるな。左半分には、ケチャップを広げよう。


ボンカレーはどう作ってもうまいのだ」とはブラックジャックの台詞ですが、おいしい洋食屋さんも、どう食べようとうまいのだ、と改めて思いました。


午後はいいことあるかな。

ごちそうさまでした。