暑いからといって、冷たい食べ物に頼らない。歳をとるごとに代謝が落ちるからか、そう心がけるようになりました。で、昔ながらの洋食屋さん。
昭和のオムライス、ポークソテー、生姜焼など、魅力的なメニューに悩む。以前おいしかったオムライス、それもコロッケ付きにしようかな。
https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/05/08/070300
コロッケ〜と注文が通ると、裏手の厨房からはカチャカチャ、チリチリと調理音が聴こえ、揚げ油の香りも漂ってきて、俄然ムードが盛り上がる。
「この風、この肌触りこそ戦争よ」とはランバ・ラルの言葉ですが、そんな心境で到着を待つ。このまちは戦場だからネ、これは岩崎ひろみだネ。
お手本のようなオムライス。黄と赤のコントラストが美しいけど、ケチャップをのばしてパクリ。玉子は甘く、ケチャップは酸味がきいてます。
スイスイとスプーンを踊らせつつ食べてゆく。ハム、玉ねぎ、マッシュルームなどオーソドックスな具材が嬉しい。途中、スープで口をリセット。
さて、コロッケ。キレイな小判形で、実家のは俵形だったな〜などと思い出す。ひと口かじれば、じゃがいもの甘さ、やさしさが滲み出ています。
ふた口からはソースをダブダブかけて食べる。お袋の味を思い出すなんてセンチなものではなく、プロの手による原点にして到達点のような味。
なんというか、グラスビールが似合いそう。チェーン店では出せない、雰囲気までおいしく食べられるオムライスとコロッケ。夢中で完食です。
ごちそうさまでした。
★しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。