今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 147)中華丼

健康のため野菜を1日350グラム食べろという。日高屋のタンメンであるまいに、かなりの量ですよ、それ。モヤシばっかりでもダメでしょう?立ち食いそばや牛丼屋が主戦場だと、野菜が不足がちになる。かき揚げは野菜だよな、お新香も野菜だよな、などとにわか…

麺喰らう(その 224)たぬきそば

再開発を待つ路地裏にたたずむ立ち食いそば。ずっと気になっていたけど、なんとなくタイミングが合わず、どことなく敷居が高かかった。あるとき図書館でその店を紹介した本をみつけ、常連との結びつきの話を知る。一見さんには厳しいかな〜。でも京都の料亭…

定食春秋(その 146)四川麻婆豆腐とから揚げの定食

やよい軒にはいくときはいつも朝。ランチタイムは混みあっているので、気になる期間限定メニューは必然的に朝に食べることになる。で、四川麻婆豆腐とから揚げの定食。朝から重たい。ガンダムUC のマリーダさんの生い立ちほど重たい。例えはともあれ勇気をも…

麺喰らう(その 223)濃厚烏賊煮干中華そば(醤油)

行列に並ぶのが苦手で、足が遠のく店がある。こちらは開店のころ一度食べた切りで、どんな味だったか覚えていないけど、珍しく行列がない。こいつはついてる、何かの縁だとのれんをくぐり券売機の前に立つ。こういうときは左上だね、大体の店で基本メニュー…

麺喰らう(その 222)熟・味噌うどん(ライスセット)

小諸そばの冬の限定メニュー、味噌うどん。これぞ赤味噌の本領が発揮される場面だな、愉快痛快な気分でのれんをくぐり、食券を買う。そもそも「限定」に弱い傾向がある。よくいえば旬の素材や季節感に敏感ということだけどネ。ほら、マックのグラコロ、冷や…

定食春秋(その 145)シュクメルリ鍋定食

シュワキマセリ、シュワキマセリ、シュワー、シュワー、キマセリ。外国語だと思っていたけど「主は来ませり」だと知ったときは驚いた。まじないだか、マントラだかにありそうな響き。般若心経だって最後は、ギャーテイとか、ボージーソワカとか言ってるし。…

麺喰らう(その 221)濃厚魚介らーめん

万物は流転する。変化を恐れてはいけない。たかだか一見のラーメン店に入るだけで大仰ですが、知らぬ間に築いてた自分らしさの檻を壊すのだ。店構えは綺麗だし、豚骨ラーメンなんてむしろ好物なのに、何となくスルーしてきた。自分の思考のクセを知る意味で…

定食春秋(その 144)塩むすび&豚汁

立ち食いそば⇆牛丼屋ばかりの朝ごはんに変化をつけてオリジン弁当へ。いつもと違う行動をすると、妙だなってコナン君に疑われそうだけどサ。朝に出ているお弁当はチキンタツタのり弁とタルタルのり弁。油ものは重たいかな〜とおむすびコーナーに向かい、居並…

麺喰らう(その 220)たぬきそば

街並みは移ろいゆくものですが、見知った店が閉店していると縄張りを失ったような、そんな錯覚に陥る。チェーン店とはいえ諸行無常だな。そんな貸店舗の貼り紙を尻目に、老舗の独立系立ち食いそば店に向かう。何というか、地に足がついていて、当たり前に風…

麺喰らう(その 219)特みそこってりらーめん

「らーめん」とひらがな表記にするというのは、なにかのポリシーだろうか。たまに見かけますけど、何らかの法則は見出せていません。おのおの店長と膝を突き合わせて確認するわけにもいかず、気になったら夜も眠れぬコロンボ魂。チャシューウメンとかいう誤…

定食春秋(その 143)ハンバーグ&カキフライランチ

日本有数の学生街、お茶の水。学生向けの店も多いなか、知る人ぞ知るキッチンジロー。かつてあちこちで見かけたけど、いまは1店舗のみです。 学生の頃はちょっとした贅沢な価格帯だったっけと思いつつ、値段を気にせずハンバーグ&カキフライを注文。ご飯…

定食春秋(その 142)自家製・すき焼き

令和の世にあってもすき焼きはごちそうである。ひとシーズンに2、3回食べられれば御の字で、和牛を用いるなど年イチあればありがたや。そんなプチ贅沢のすき焼き。肉を割下で煮込む関東風と、肉を焼いてザラメや醤油で仕上げる関西風がありますが、もっぱ…

麺喰らう(その 218)ミニラーメン

ラーメンは食事だけでなく、酒の〆やオヤツとしての需要があるはず。でも小腹満たしで十分なのに一杯は食べきれないから入店を敬遠しちゃう。出された食事を残さぬよう躾けられた団塊ジュニアとしては仕方ない。しかし我ら世代の胃袋が縮んでいる以上、半ラ…

定食春秋(その 141)得朝定食(+半カレールー)

寄り道してみると、新たな出会いがあるもので。出勤前にふと見かけた S ガスト。カウンター席ばかりのようで、サービスを絞った業態かな。ものの試しにと券売機を覗けば、朝定食にもいろいろあるなかで、ワンコインで収まる得朝定食をチョイス。選べる小鉢は…

麺喰らう(その 217)天津麺

天津麺との出会いは 30 年ほど前、高校の近くにあった餃子の王将でした。かに玉と麺のみという潔い組み合わせを夢中で食べたのを覚えてます。インプリンティングというわけではないですが、いまだに王将へいくとつい天津麺を食べてしまうな。何というか、あ…

麺喰らう(その 216)たぬきそば

味の好みは千差万別、生まれ育った環境によるところが大きい。同じ味を濃いと思うか、薄いと思うか、一律に決められるものではない。さて、立ち食いそば店も個性はさまざま。麺、ツユ、七味など仮に同じチェーン店でも諸条件は画一化できないのではないだろ…

麺食らう(その 215)雲呑麺

ワンタンって、主食にならない。スープに浮かぶ頼りなげな三角といった印象で、あくまで添え物、だれかに主役は譲りますという立ち位置。ではワンタンをおかずにご飯を食べられるかというと、そんなキャラでもない。ツルツルの生地にプリプリの肉が詰まって…

定食春秋(その 140)パンダパンケーキ

上野という街は、いつでもどこでも混んでいる。平日は知らないけど、休日に訪れるたびに驚くべき人混みにあふれていて、落ち着く暇がない。もともと東北方面への玄関口で今も交通の要衝だし、美術館、博物館はいつもきらびやかな展示をしているし、動物園は…

定食春秋(その 139)自家製・なんちゃってエビフライ

えんびフライ。エビフライを食べるときについ思い出すフレーズ。国語の教科書に載っていたなぁと思って調べると三浦哲郎の「盆土産」らしい。改めて読めば、祖母、姉、自分で暮らす家に出稼ぎの父がお盆に買ってきたエビフライにまつわるお話。当時は生もの…

麺喰らう(その 214)塩ラーメン

商店街に新しいラーメン店を発見。サイクルの速い業界だし、一期一会の気持ちで暖簾をくぐる。洒落た清潔なカウンターは流石に新店ですな。二大看板の1つ、醤油ラーメンは売り切れとのことで塩ラーメンのボタンをポチり。お茶を飲みつつ、内装を眺めつつ、…

定食春秋(その 138)ばくだんおむすび、ポーク玉子おむすび

おむすびが専門店で売られる令和。昭和生まれには信じられない。でも、実家で出るお茶も急須からペットボトルになるような時代なんだよナ。ともあれパリパリ海苔が楽しいコンビニとは一線を画して、専門店系ではしっとり海苔が多いですね。それに変わり種も…

麺喰らう(その 213)煮干ラーメン

ラーメン大。いわゆる二郎系なんですけど、使い勝手がよいので、二郎より利用してます。3回食べればよさがわかるとの店内掲示もナットク。券売機を見れば「煮干し」の文字を発見。豚の香り高きスープが売りなのに煮干しとは。チャンスは最大限に活かすのが…

麺喰らう(その 212)天玉そば

立ち食い界のスター、かき揚げ。そば屋で天ぷらと言えばふつうエビ天だけど、立ち食い界はそうではない。野菜かき揚げこそがエースなのだ。一方で物価の優良児、玉子。生でよし、茹でてよし、焼いてよしのマルチプレイヤー。そこにいるだけで少し嬉しい、ま…

麺喰らう(その 211)カレー南蛮そば

カレーのスパイスは、漢方薬と共通するものが多いとか。言いかえれば、食べる漢方と言っても差し支えなかろうと強弁しつつ南蛮を注文。私だけかもしれないけど、中年の胃腸は常に疲れている。カロリー、満足、健康などいろんなものをいっぺんにとれると踏ん…

麺喰らう(その 210)もち入りラーメン

甘味処を兼ねたお食事処、持ち帰り用に草団子なども売られております。そんなお店のもち入りラーメンだから、もちはきっと自家製だろう。スポーツ新聞を読みながらのんびり待つ。厨房から聞こえる AM ラジオも耳にやさしい。古いけど、磨かれたカウンターは…

麺喰らう(その 209)なか卯の朝肉そば

外食がつづくと何を食べるか選ぶのも苦痛なときがある。夕食のメニューを毎日考える問題と同じかな。本来、食事は豊かな時間のはずなのに。ともあれ、何を食べるか思い浮かばず、目についたなか卯に入ることとする。券売機の前に立ち、後ろに人がいないこと…

麺喰らう(その 208)佐野ラーメン

ラジオ CM はヘビーローテされることが多く、文字通り耳に残る。ここ最近だと過払い金関係が多かったけど、やはり年末年始は初詣系が増える。そんなラジオ CM で知ったのが佐野厄除け大師。関東三大厄除け大師らしいけど、あと2つは知らない。ともあれ、い…

麺喰らう(その 207)明神そば

開発の波が激しく押し寄せる某 JR 駅横の立ち食いそば。学生のころからすると、もう何十年と存在は知ってる店に一期一会かも、と足を向ける。券売機をみれば、店名を冠に戴く「明神そば」の写真が飾られている。どうせならこちらの一押しをいただこうと、財…

定食春秋(その 137)ポークカレー

おせちもいいけどカレーもね。よく耳にしたフレーズを調べてみると 1976 年のキャンディーズによるテレビ CM 発だとか。想像以上に古いネ。昭和も中期になると皆んな薄々おせちに飽きてたんだな。そもそも正月に火を使わないようにつくりおきしたものだし、…

定食春秋(その 136)野菜バーガー

初詣ついでにモスに立ち寄る。腹が減っては戦ができぬ。モスはトマトが挟んであったり、野菜の生産者がわかったり、手がかかっている印象。アメリカンな本格派バーガーとは違うけど、注文を受けてからつくるスタイルが好き。実は府中競馬場のモスはつくりお…