今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

麺喰らう(その 65)たぬきうどん+ミニパンチ

カカシのマークでおなじみの山田うどん。いや、なじんでないという人も多いのか、多いよね。埼玉県を中心にロードサイド店でおなじみの山田うどん。こう言ったほうがいいんだろうな。さて、わざわざやってきました、山田うどん。都内某所の最寄り駅を降りた…

麺喰らう(その 64)冷やしコロッケそば

連休だというのに、悲しい宮仕えのサガで、いつも通り6時前に目がさめる。みれば妻も、洗濯や炊事など、いつも通りに動いている。ゆっくりとコーヒーを飲み、いつもより 30 分遅れで家を出て、ふだん急ぎ足の通勤路の新緑を楽しむ。何もしないをするみたい…

麺喰らう(その 63)自家製 室蘭カレーラーメン

お土産でカレーラーメンをいただく。室蘭名物らしく、パッケージには「第4の味」と謳われている。なるほど醤油、味噌、塩に次ぐ北海道ラーメンということだろうナ。そもそも、カレとラーメンという二大国民食は、なぜだか相容れることがなかった。カップヌ…

定食春秋(その 32)鉄鍋棒餃子

餃子が食べたい。カリカリの皮に潜むアツアツの餡と、殺意があるかのような肉汁のシャワー。これほどオカズになるのに弁当向きでないメニューも珍しいけど、今日のランチは餃子モード。で、本格中華の店で鉄鍋餃子を注文。水餃子が覇権の、本場中国にあるの…

定食春秋(その 31)串カツ&ハンバーグランチ

串カツというのは、上からカツ、タマネギ、カツ、が一般的なのだろうか。記憶が定かではないけど、どこで頼んでもそうなってる気がする。とんかつのさぼてんではタマネギ、カツ、タマネギだけど、あれはわざわざ玉ねぎ串カツを名乗っているから、主流派では…

麺喰らう(その 62)タンタンメン

◎タンタン(旦旦);神戸王子動物園のパンダ◎タンメン(湯麺);野菜炒めののった麺料理◎ワンタンメン(雲呑麺);ワンタンののった麺料理◎タンタンメン(担々麺);辛味をきかせた麺料理並べるとゲシュタルト崩壊を起こしそうですが、似て非なるもの。どれ…

麺喰らう(その 61)肉舞茸そば

財布に万札しかない朝。しまった、PASMO にチャージして崩しておけばよかった。お目当てにしていた立ち食いそばは個人店だし、朝イチから大きなお札を出すのがはばかられる。気を回しすぎの小市民としては、券売機のあるゆで太郎にシフトチェンジ。考えてみ…

定食春秋(その 30)海鮮丼

海鮮丼ちょっと帰りが遅くなって、スーパーに立ち寄る楽しみといえば割り引き惣菜。3割、4割は当たり前のシールが乱舞する。普段は物怖じする海鮮類も、このときばかりはお値打ち価格、思わず手が出る宵の口。いい買い物ができた日は、自然と早足になりま…

麺喰らう(その 60)納豆蕎麦(冷)

納豆蕎麦(冷)だんだんいい陽気になってきたので、朝から涼を求めて、冷たい蕎麦をたぐりに十割蕎麦の嵯峨谷へ。先客は夜勤明けなのかな、朝からプレモルをグビリとやっている。かき揚げ天ともり蕎麦がつまみたぁご機嫌ですね。注文を受けてからの茹であが…

麺喰らう(その 59)味噌タンメン(麺少なめ)

オヤツとしてのラーメン需要は実は大きいと思う。健康のためになんて出かけた散歩で、一万歩を超えたそのときから、今日の健康ノルマ終了、以降は今日ぐらいはいいだろうタイムとなる。なんたる怠惰、あふれる自己愛。でも意志の弱さには勝てぬのです。頭の…

麺喰らう(その 58)自家製冷やし中華(シマダヤの流水麺)

そもそも冷やし中華ってえのは、暑いときに一服の涼として求めるものである。甘酸っぱいタレと、冷えた麺、色とりどりの具を、時にむせこみながらしみじみ楽しむものである。なのに、グラグラと大鍋でお湯を沸かして麺を準備する自己矛盾。汗だくになって茹…

麺喰らう(その 57)味噌バターコーンラーメン

味噌にバターが合うのは石狩鍋が証明済み。だけど、はじめて試したヒトはえらいと思う。いちご大福やチョコミントのように、イヤイヤ、ないわーそれというのが定番化したわけで。そもそも、味噌ラーメンが勇気の証ですよね。あれ、コレ、味噌でもいけるんじ…

麺喰らう(その 56)冷やし特撰そば

富士そばの前を通りかかると、冷やし麺が始まった様子。もうそんな季節か、1年早いなー、どんどん歳食うわけだ。今朝はご飯抜きでもよかったけど、冷やし麺大好き人間としては、見かけたからには立ち寄らねばなるまい。何との勝負かしらんけど。食券を提出…

定食春秋(その 29)じゃがバターデニッシュ

自慢ではないが血圧が高い。上で大谷のファストボールくらいの数値が出てくると、いよいよおクスリかと陰鬱になる。せめてもの抵抗として、思い出したように減塩を心がける。塩分が過剰=血液を希釈=循環量増加=血管が拡張=血圧上昇↑。メカニズムはわかっ…

麺喰らう(その 55)春菊天そば

宿酔気味の朝、重い体にムチ打って出勤する。自業自得だけど、エライぞオレ。しっかし、めっきり弱くなったもんで、必ずひと駅寝過ごすのはどういうわけだか知りたい。さて、そんな日の朝食は、塩分なぞ気にせず汁ものに限る。脳内地図を検索のうえ、一番濃…

麺喰らう(その 54)へぎそば

名物にうまいものなし、なんて言い回しがありますが、期待値を上げすぎなだけでは。地域に根ざした味は土地の歴史でもあり、理解に努めたいものです。まあ、好みはあろうけど。さて、へぎそば。新潟は中越あたりの名物とか。米どころの印象が強いですが、魚…

定食春秋(その 28)自家製ポトフ with 丸ごとトマト

散歩がてら隣り駅まで歩く。道すがら八重桜やつつじを愛でたり、道路拡幅工事の進捗を確認したり、我ながら暇人だと苦笑いする。賑やかな駅前で買い物に立ち寄ると、いつものスーパーと風景が違っていて楽しい。バイヤーの個性あふれる品ぞろえ、惣菜も飲料…

麺喰らう(その 53)ゴボウ天そば

天気のいい朝、散歩に出ようと思い至る。なんというか、散歩後の朝ごはんはうまいのだ。朝ごはんをおいしく食べるための散歩。本末転倒な気もするけど、実にいい思いつき。 選択肢はさまざまあるなか、開放感を求めて多摩川を選ぶ。どうせなら歩いたことの…

定食春秋(その 27)本日の海鮮丼+あら汁

何かお目当てがあるランチタイムは、心穏やかである。会社を出て、店に向かい、無心に食べる。それだけ。そこには何のまぎれも悩みもない。とはいえそんな日ばかりではない。どこか重い身体を引きずって外に出たものの、信号待ちの間も何も思い浮かばない。…

麺喰らう(その 52)紅生姜ちくわ天そば

穴があったら入りたい、ではないけど、穴があったら塞ぎたい、そんなことを思う。ちくわの穴というのは、製作上の都合であくわけですが、やはりいろいろなもなのが詰め込まれがちです。そうそう、子どもの頃は指を突っ込んでプラプラさせつつ食べたっけ。チ…

麺喰らう(その 51)たぬきそば

食べログで星を積み重ねるような華やかな店があれば、口コミもまばらにコツコツと客を受け入れる店もある。どちらがよいわけではないけど、知る人ぞ知る店、地元の名店といった存在が万人の知るところになるのが現在ですな。さて、今朝のおそばはシンプルに…

定食春秋(その 26)銀鮭朝食

抜けるような青空の朝、なんだかセンチな気持ちで和食気分になり、やよい軒に向かう。もう、卯月だけどネ。券売機に居並ぶ3つの朝食メニューから銀鮭を選ぶ。朝ごはんに鮭、久しぶりだな。小っちゃなことだけど、ちょっと心踊る。銀鮭、納豆、生卵、みそ汁…

定食春秋(その 25)鳥の唐揚げ定食

鳥からにレモンかけるなって言ってんだろうガァ‼︎な〜んて争いが時に起こるとか。気配りも難しいですよね。そもそも、同じ皿に添えられているならお店の推奨なんですよね、レモン。アルコールによる自制心の低下、あるいは本音のダダ漏れでしょうか、酒席の…

定食春秋(その 24)玉子サンド、ヒレカツサンド

特急の旅。クロスシートで車窓を愛でながら駅弁をほおばる。なんとも楽しくて仕方ない。ところが、近ごろは駅弁の「におい問題」が生じているらしく、動揺している。たこ焼きや豚まんあたりがやり玉にあげられているけど、たしか孤独のグルメでは温められる…

麺喰らう(その 50)きざみ揚げうどん

いろいろあって、京都に来ました。 いろいろあるので、京都でゆっくり食事をとる時間はないけど、せめて立ち食いうどんでもと思い、構内を探索。ありました、立ち食い店。イスはあるけど、あえてそう呼ぶ。 関西の麺事情といえば、きつね、たぬき問題。 詳…

定食春秋(その 23)メンチカツ定食

角界の頂点が白鵬なら、カツ界の頂点はトンカツだろう。肉としては格上の牛も、カツになると途端におとなしくなる。なんというか、ステーキでいいじゃん、といった視線に耐えきれない感じ。その点、トンカツは強い。衣をまとうことで、ソースや塩などの調味…

麺喰らう(その 49)冷やしきつねそば

冷やしそばというと、要は冷えたツユが “ぶっかけ” になっただけでしょう? とか思うけど、そうではない。ツユにひと工夫もふた工夫もあるのだ。温そばとほぼ同じ店、濃いめ少なめに振った店、やや酸味に振った店など、店の個性が出て面白い。一般的には夏メ…

定食春秋(その 22)麻婆豆腐定食

マーボー豆腐といえば、長らく丸美屋であった。豆腐一丁とフライパンがあればできあがり。実家では甘口が定番で、刺激はさほど、というかほぼなかった。つまらないとは言わないまでも、大喜びのメニューではなかった、そんな出会い。だからか、外食をするよ…

麺喰らう(その 48)ソーセージそば

立ち食いそばにも老舗がある。ムックで紹介されるのは、小ぶりな一軒家の店舗が多い。チェーン店とは異なり、エッジのきいたメニューが特徴的。まあ、富士そばは攻めてますけどネ。で、所用ついでに神田の六文そばへと。五差路に突き出すような店構えは、ラ…

定食春秋(その 21)得朝ミニ牛めし+豚汁セット

松屋は定食を食べるところ、吉野家は牛丼を食べるところ。学生時代の習慣によって、いまだにそんなことを思う。まてまて、そもそも松屋に牛丼などない、という声が聞こえてきそうですが、その通りです。松屋は牛めし、ですね。誤解しないでほしい、松屋を軽…