今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 168)エッグバーグディッシュ

びっくりドンキーといえば、とにかく巨大なメニューを覚えている。両開きの木の扉を模したメニューは、向かいの席が見えないくらいでしたネ。学生や営業マンだった頃は、いろんなファミレスに行ったものです。びっくりドンキーといえば、世田谷通りのあの店…

定食春秋(その 167)自家製・サバのお好み焼き

お好み焼きというのは、自宅でつくるのはなかなかに難しい。フライパンでつくれば、見境なく広がってしまい、ひっくり返すのが大変だからだ。小麦粉に目分量で水を入れモタッとさせたところに、だしパックの中身を入れて、玉子をひとつ。よーくかき混ぜ、キ…

麺喰らう(その 263)豚ラ王〜ヤサイ、アブラ、ニンニク

二郎(系)ラーメンは、長蛇の列、注文の際の符丁、圧倒的な質量など、常連でないと敷居は高い。しかも独特の味はカップ麺にはなりにくい。二郎は2店舗行ったことがあり、いずれも量にやられた。二郎系のラーメン大は近くにあるので何度か行くけど、年々量…

定食春秋(その 166)得朝ミニ牛めしお新香豚汁セット

ミニ牛めし、豚汁にお新香がついた、名は体を表すお得なメニュー。損保ジャパン日本興亜とか、三菱UFJモルガン・スタンレー証券を思い出す。対等合併感を出したいのかナ。大森と蒲田で「大田」みたいなシンプルさが欲しい。横浜F・マリノスまでいくとフリュ…

定食春秋(その 165)土鍋牛すじ玉子カレー

ふと見かけた土鍋カレーの名にひかれ、メニュー選びに優柔不断なランチタイムにさらば。写真を見るに土鍋というより深めのグラタン皿かな。ともあれ、メニューをみれば種類は数あれど、自分ではつくらないであろう牛すじを注文。辛さは5段階で真ん中を選ぶ…

麺喰らう(その 262)たぬきそば

「たぬき」には2種類ある。天ぷらを揚げたときにオマケでできる天かす、天ぷら粉を単独で揚げてつくる揚げ玉。ま、どちらも風情があるよね。たぬきそばを注文してどちらが出てくるかは時の運、というより店の方針。今日は天かす、明日は揚げ玉なんて店はな…

麺喰らう(その 261)証誠寺そば

朝食のメニューは体調に聞くのがよい。調子のよい日ならガツンと定食類、胃もたれ気味の日ならツルツルいける麺類。宿酔なら欠食もある。今朝のカラダはそばを所望している。不調ではないが、定食類は咀嚼が面倒かも、なんて。かき揚げはキツイかな、サラサ…

麺喰らう(その 260)春盛り天そば

街で春をみつけた。というと聞こえがいいけど、小諸そばの季節商品ポスターをみかけただけです。みせてもらおうか、限定商品の味とやらを。春盛りですが具体的には、キス天、アスパラ天、筍と桜海老のかき揚げだナ。桜海老はその名の通り桜の季節が旬だし、…

麺喰らう(その 259)ごぼう天そば

旅の醍醐味は食事である。土地の雰囲気を味わうなら、胃袋にきくのが一番いい。文字通り、腑に落ちるってことです。とか言って横浜ですけど。そりゃ横浜だって立派な三百万都市。地方から来たならステキな観光地ですけど、東京からだと通勤圏だし、小旅行と…

麺喰らう(その 258)唐揚げそば

府中駅前は再開発で一変した。かつての雑多な商店街が消え、伊勢丹や映画館などができた。しかしその伊勢丹も撤退、新たな岐路に立っている。 そんな駅前ビルの一角に、朝早くそば屋が営業している。以前ケヤキ並木沿いにあったあの店だなと懐かしく、朝ご…

定食春秋(その 164)スマトラカレー

神保町はカレーの有名店が多い。出版社が周りに多く、自然と雑誌での露出が多いので、と言われます。学生の頃は、価格的に高嶺の花だったナ。で、人気の老舗は昼どきを外しても相席。メニューをみれば、ポーク、チキン、ビーフ、エビ、タン。悩むな〜、ハヤ…

麺喰らう(その 257)チャーシューメン

アラフィフならば、ゴルフスイングは「チャー、シュー、メン」で行うはず。いやまあ、レッスンで直されてるかもしれないけど、基本はね。ちばてつやの名作「あした天気になあれ」の主人公・向太陽が、ゴルフスイングを学ぶ際、好きな食べ物になぞらえてテン…

麺喰らう(その 256)たぬきそば

チェーン店ならいざ知らず、おしなべてそば屋の夜は早い。朝が早ければ夜も早くなるのは、まあ理解できる。そばの鮮度の問題もあるだろう。こちらの立ち食いの老舗も、19 時には店仕舞い。気忙しかったであろう昼間とは打って変わって、閉店近いせいか、のれ…

麺喰らう(その 255)あつかけうどん+かしわ天

讃岐うどんをあまり食べない。苦手というわけでなく、通勤動線にないから。とはいえ、麺類皆兄弟、食べられるチャンスは最大限に活かす主義。いつも混んでる店ですが、ランチタイムでも遅めだからか比較的すいてるな。セルフ式なので、まずはベースとなるう…

定食春秋(その 163)清流地鶏南蛮定食

信号機の気まぐれに任せて歩みを進め、ふと気づけば人気の定食屋に行列がない。ひょっとするとと覗いてみれば、カウンターの隅があいている。こいつはラッキーと滑り込む。ランチタイムだというのに予約客も多く、人気が窺える。さてさて、せっかくのチャン…

麺喰らう(その 254)いか天そば

朝型、時差出勤、アーリーワーク。聴こえはいいけど、ようは早出特打ち。メールも来ない、人も少ない、朝にお仕事をすればいいじゃない。早く家を出れば、そりゃ電車はすいてるけど、開店直後の朝ごはん処はかえって混み合う。ウロウロしたのち、第一陣の客…

麺喰らう(その 253)コロッケそば

通勤動線にあったゆで太郎がなくなり、コロッケそばが食べられなくなった。いや、足を伸ばせば食べられるけど、ヤツはそういうもんじゃない。何というか、立ち食い界でも異端児なんだよナ。チェーン店でも必ずしも扱うわけでなく、本格派に近づくほど、コロ…

麺喰らう(その 252)いか天そば+玉子

自分を変える。なんて大それた話ではなく、いつもの店で、いつもと違うそばを頼む。浮気心なのかなぁ。まあ、気まぐれにすぎないけどサ。たぬきか春菊天が普段の選択肢だけど、ブログをみても、実感としてもあまりに頻繁に食しており、ひょっとして惰性では…

麺喰らう(その 251)カレー南蛮そば+半ライス

そばっ食いの端くれとして、カレー南蛮の評価は難しい。かなり好きな種物だけど、カレーの味が強くて、そばの風味がわかりにくいのが難だ。いやいや、そもそも立ち食いを主戦場にしているのに、そばの風味とやらをわかっているのか? なんとなくカッコつけて…

麺喰らう(その 250)たぬきそば

前を通り過ぎるだけで、入ったことのない立ち食いそば店がある。あまりに改札に近いので、意識もオナカも食事モードに切り替わらないのだ。しかし、人間変化を恐れてはならない、って『チーズはどこへ消えた?』にも書いてあった気がする。万物は流転する。…

定食春秋(その 162)あふれる玉子サンド

コロナ騒ぎで人っけのない東京ドームシティ。近くのドンキホーテには、人出を見越した行楽用のおつまみ類がいっぱい並ぶけど、所在ない感じ。そんなドンキでランチを物色、軽めがいいやと玉子サンドを手にとる。ヤマモトヤって聞いたことないけど、そう書か…

定食春秋(その 161)目玉焼きベーコン朝定食+こだわり卵

きのう、なか卯に行こうと思っていたところ、立て続けに2人先に入店したので、気が削がれて朝食を食べ損ねる。なんだろう、この負けた感じ。で、今朝はリベンジ。店内は混んでいるけど、券売機で目玉焼きベーコン朝定食を購入。いつの間にか券売機が変わり…

麺喰らう(その 249)黒担担麺

悪魔のように黒く、地獄のように熱く、口づけのように甘い。良いコーヒーの条件らしいですが、黒い食事は意外と少ないのではないか。パッと思い浮かぶのは、ワカメ、ノリの海藻関係と、イカスミのパスタくらいかな。ほかにもあるだろうけど、私の行動半径で…

麺喰らう(その 248)自家製・上海焼きそば

以前、上海焼きそばを食べたとき、シーフードがないことに驚いた。誤解だったのだが、やはり、「海」を冠にいただくからには期待してしまう。それは単なる地名からの連想で、言いがかりに近い。富山ブラックラーメンに山の幸はないし、山梨ではアワビの煮貝…

麺喰らう(その 247)春菊天そば+玉子

朝そばをたぐろうと、のれんをくぐるも、いつもの天ぷらパットがいない。カウンターの後ろをみればまさにいま、春菊天が揚がっている。揚げたてが味わえるのは実にラッキー。どうせなら春菊天に玉子をつけて、栄養、彩りも整えてしまおう。水をグラスに注ぎ…

麺喰らう(その 246)ビーフカレーパスタ

タイ風、インド風、欧風のカレーが居並ぶエスニックなカレー屋さん。ライスだけではなく、パスタも選べるようで、ものの試しに頼んでみる。カレーラーメンがイマイチ流行らないように、カレーパスタもあまり見ませんね。飛び跳ね問題があろうけど、それなら…

麺喰らう(その 245)たぬきそば

たぬきそばの存在を知ったのは、美味しんぼだった。美味しんぼの功罪はさておき、そこでのたぬきそばは清貧の象徴として礼賛されていた。うちの実家は外食をする習慣がなかったので、たぬき云々より、揚げ玉の存在すら知らなかった。親が好きでなければ、食…

麺喰らう(その 244)もりそば

老舗のそば店、たぬきでもたぐろうと入るも、ない。何年も通っていたけど、はじめて気づいた、たぬきがない。よくみれば、きつねもいない。ニシン、山菜、カレー、などのタネものは揃っているし、季節の牡蠣そばや合鴨も控えている。なんなら鍋焼きは各種天…

麺喰らう(その 243)モッツァレラそば

モッツァレラそば。無罪モラトリアム、勝訴ストリップといった椎名林檎のアルバムにありそうな意外な和語とカナのマリアージュにひかれる。肉ラー油そばがおいしそうだと看板を覗いたときに気がつきました。one of them みたいな顔してるけど、アンタかなり…

定食春秋(その 160)自家製・トンテキ

最近、お疲れ気味である。そんなときは栄養つけて、休養をとるのがイチバン。手軽な、しかし侮れない栄養素といえば、やはりビタミン群。効能・効果は数あれど、サプリではなく、食材でとるのが王道。そこで豚肉。ビタミンブーといわれるほど、豚肉は栄養豊…