今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 241)肉野菜炒め定食

健康番組をみていると、カロリーは足りているのに、ビタミンやミネラルなどが足りない「隠れ栄養失調」とやらを特集している。初耳だな。三大栄養素でも難しいのに、ビタミンやミネラルまで考えねばならんとは。さまざまな食材をバランスよくと思っても、偏…

麺喰らう(その 370)力そば

力そばマイブームは続く。まだ見ぬ力そばを求めて、普段遣いしない店を訪ねると、店の引き戸に「力そば」の貼り紙が。珍しいね、名物扱いは。ほかにも「たぬき丼」の貼り紙があるなど、看板メニューのクセが強いね。ともあれ、力そばブーマーとしては、受け…

定食春秋(その 240)自家製・ローストビーフ丼

頂き物の、それなりに上等なローストビーフ。ホテルブッフェなら、パスタやサラダとともにいただくけど、この塊を自宅でどう料理したものか。どうあろうとローストビーフたるもの、薄切りにして、付属のソースでいただくわけで。しばし考えたのち、丼にしよ…

喫茶見習(その 1)クリームソーダ+ミックスサンド

喫茶店に行く習慣がない。たまに待ち合わせの時間まで中途半端なときに入るけど、喉が渇いた、小腹が空いた、本を読む、などの目的ではない。大学の頃は、サークルの部室の使い勝手がよく、皆が持ち寄る雑誌もあるし、缶コーヒーとタバコを持ち込めたから、…

麺喰らう(その 369)和風中華そば

和風中華そば。よくよく考えれば、名前が矛盾している。矛盾でなくともひねくれている。名古屋名物・台湾ラーメンアメリカンにも似たねじれ。家系ラーメン店の外壁に賑々しくえがかれた各種メニューの隅に、ちんまりといる和風中華そば。いかにもザ・醤油ラ…

麺喰らう(その 368)ゲソかき揚げもりそば

最近、朝を抜くことが多かったので、こちらは久しぶりの朝訪問。冷たいそばが食べたい気分。ぶっかけ冷やしではなく、もりそばがいいかな。券売機を縦横無尽にチェックすると、もりそば+桜海老かき揚げ or げそかき揚げのセットを発見。むむ、イカ最近食べ…

麺喰らう(その 367)力そば

力そばマイブームが続いている。そばとしてのクオリティはもちろんだけど、〆にお雑煮としての微笑みが加わる。そう、嬉しくなっちゃうのだ。煮餅、焼餅、揚餅。いろんな種類がありますが、こちらのはどんなだろう。餅のほかのトッピングも多彩なので、出て…

麺喰らう(その 366)ラーメン

テレビ画面に映る行列の店名は「第一旭」。見覚えのある字面だと思い起こせば、むかーし、明大前にあった店が「神戸ラーメン第一旭」だった。調べるとこちらは、京都発のラーメン店らしい。すると明大前の店はどういう由来だろうかと謎が深まる。ラーメンの…

麺喰らう(その 365)自家製・赤ウインナーの焼きそば

赤ウインナーは郷愁をさそう。シャウエッセンなどない頃、子どもにとって赤ウインナーは、魚肉ソーセージの上に立つ本物のウインナーだった。お弁当の色合いはプチトマトではなく赤ウインナーだったし、その深紅のボディゆえ、タコさん、カニさんとかわいら…

定食春秋(その 239)自家製・肉プレート

肉が食べたい。こんな熱情が湧き上がるなんて、若さゆえの過ちかな。ともあれ、本日のディナーは肉、それも手抜きできて、おいしいヤツ。いろいろ吟味のうえ、メインはレトルトハンバーグ。こうすると、ハンバーグソースがほかの食材を染め上げて、おいしさ…

麺喰らう(その 364)自家製・台湾まぜそば

名古屋めし、というと茶色のイメージ。何もかもオレ色に染める八丁味噌のせいかもしれないが、よくよく調べれば、茶色だけではないはず。味噌カツ、味噌煮込み、どて煮は味噌で茶色。手羽先、あんかけスパ、ひつまぶしは味噌ではないのに茶色。うーん、茶色…

麺喰らう(その 365)中華そば+肉ワンタン

近所に開店するや、あっという間に行列店になったコチラ。食べログ信者ではないけど、評判はバツグンだし、興味がないわけではないのです。で、通りかかれば行列がない。チャンスは最大限に活かす主義なので、そそくさと入店。券売機の前に立てば、おすすめ…

麺喰らう(その 363)玉子とじそば

月見そばは美しい。満月に見立てた黄身と、雲に見立てた白身、のりは叢雲を表現する。枯山水にも通ずる、日本の見立て文化、ワビサビの一杯。ところが食べてみれば、白身でつゆが濁り、黄身を崩すタイミングに悩み、食べ終えたのちにつゆ全体に広がる玉子に…

麺喰らう(その 362)半ラーメン+半チャーハンセット

ラーメンを食べようと券売機の前に立ち、セットメニューに気が揺らぐ。半チャーハン、餃子は魅了的だけどちょっと重いなぁ、と胃をさする。で、見つけたのが半ラーメン+半チャーハンのセット。これなら、合わせて一人前、胃にちょうどおさまるのではないか…

定食春秋(その 238)新サンマの塩焼き定食

サンマが歴史的不漁とか。なんでも中国人にそのおいしさがばれたらしいとラジオで言ってたな。資源保護のために、ぜひ漁業協定をヨロシク。で、新サンマの塩焼き。1000 円というのはかなり頑張っているお値段だろうナ。初物で1尾 5980 円という記事もあり、…

定食春秋(その 237)若鶏竜田揚げ定食

胃の調子がよくないので、揚げ物は昼間に限ります。で、久しぶりの若鶏の竜田揚げ定食。注文ののち、冷たい焙じ茶をすすりつつ、昔を想う。そう、以前竜田揚げを食べたときも同じことを書いたんだけれど、竜田揚げを食べるとき、いつも大学のころのY先輩を…

定食春秋(その 236)自家製・豚の角煮

芋焼酎をいただきまして。せっかくだから芋焼酎で煮た角煮を、芋焼酎のロックでやっつけようかな。母ヤギの乳で子ヤギを煮る、そんな背徳感。豚ブロック2本、計1キロ。大鍋に湯を沸かして、焼酎をドバドバ注ぎ、生姜とともに煮込む。ネギの青いとこも入れ…

麺喰らう(その 361)自家製・しらすのペペロンチーノ

痛勤を終えて、近所のスーパーで晩酌の酒を買い込む。用もないのにいつものクセで回遊していると、魚売り場でお値打ちな、しらすと目が合う。あちらは何百匹といるわけですが、ここで目が合ったのも何かの縁。ほかほかの銀シャリにのせようとお買い上げ。そ…

定食春秋(その 235)タルタル明太のり弁当

名は体を示す、料理はそうありたいものです。病気なんかは、以前は発見者の名前でしたが、最近は病態がわかる名前がつけられている、とか。たとえば川崎病は、川崎先生が提唱した心臓病の概念で、川崎市とはまったく関係ない。でも歴史的なことばだから、今…

麺喰らう(その 360)あなご天そば

あなご? ああ、マスオの同僚ね。あんな顔してまだ若いんでしょ? なーんてイメージ。鱗なしウネウネ界隈で、うなぎに比べると影は薄い。そんな書き出しの記事を書いたのが7月。https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2020/07/21/070400だけど、あなご…

麺喰らう(その 359)しょうゆ焼きそば

焼きそばが一番おいしいシチュエーションは祭りの屋台かな。あとは土曜日の昼に母親がつくるやつとか、徹マン中に食べるカップ焼きそばとか。で、こちら焼きそば専門店。ランチにはソース、しょうゆ、キムチがあるので、物珍しいしょうゆ味を選ぶ。+180円で…

麺喰らう(その 358)つけ麺

つけ麺とラーメンがあると、ついラーメンを頼んでしまう。スープのぶん、なんとなくオトクな感じかな。でも、今日は思い切ってつけ麺を頼む。つけ麺は麺をしめるぶん、手間はかかるよなぁ。実際、後客のラーメンのほうが早く来てるしね。蕎麦なら盛りが通の…

麺喰らう(その 357)味噌バターコーンラーメン

味噌ラーメンが食べたい。あっさり醤油や淡麗な塩ではなく、こってり濃厚な味噌。なんだろう、たまにあるこの情熱。ナトリウム不足かな?で、テクテク遠出して札幌ラーメンを出すこちらへ。味噌ラーメンに+150 円でバターコーンがのるならば、迷うことなく…

麺喰らう(その 356)自家製・坂内おみやげラーメン

久しく家族で外食していない。休日の午前中に、大きな本屋さんへ行って、帰りがけにランチを食べる。当たり前の日常、早く戻ってほしいな。さて、そんなランチの思い出のひとつ、坂内。日本三大ラーメンに数えられる喜多方ラーメンの名店で、初めておみやげ…

定食春秋(その 234)自家製・のり弁

のり弁というと、弁当屋でもお値段が下位のほうなので、イージーに思われがち。安くて、腹もちもそこそこ、みたいに。果たしてそうなのか。そもそも、のり弁の定義とは何だろう。ごはんにのりがのせてあれば、あとは自由なのだろうか。オカズを置く場所、種…

麺喰らう(その 355)力うどん

残暑にやってきた力そばブーム。はい、静かなマイブームです。そばとしての味わいはもちろん、お雑煮っぽさが楽しめるので、心ウキウキです。意外に手間がかかるのか、立ち食い系では見かけないひと品。こちらはうどん専門店ですが、力うどんを見かけたので…

麺喰らう(その 354)醤油らぁめん・こってり

ラーメン屋さんというのは流行り廃りが激しく、地味ながらも長く続けている、それだけで実力が推し量れる。創業昭和◯年なんて、すでに老舗。で、ちょっと足を伸ばして久しぶりにノレンをくぐる。そうそう、ちょっと手狭なこんな感じだったと思い出すも、メニ…

麺喰らう(その 353)冷やしむじなそば

暦のうえではとっくに秋、冷たい麺も店仕舞いの季節かな。昼下がりのおそば屋さん、たぬき、きつねで悩むも、100 円増しならむじなを注文。ここの冷やし系は、とにかく豪華だった記憶がある。お値段も4桁なんですが、それも納得のリピーターです。水を飲み…

麺喰らう(その 352)豚骨しょう油ラーメン

ふと、ランチタイムに家系ラーメンに入る。近所なのに、なぜだか入ったことのなかった不思議な店。券売機を吟味して、基本のしょう油を選択。食券を出して、壁に書かれたおいしい食べ方を読みながら到着を待つ。ご飯と合わせるとおいしいってのは知ってるけ…

麺喰らう(その 351)涼彩そば

暑さのあまり、ランチ遠征も億劫だった日々。年に一度は食べておきたい、こちらの涼彩そばを食べ損ねるところでした。涼やかな名前が好きっ。お客さんも掃けた昼下がり、店の隅ではまかないを食べるような時間帯。大きなテーブルを独り占めして、メニューも…