2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
サカナ食べたい。たまに湧き上がる魚への情熱。煮魚、焼き魚、刺し身。お寿司もいいねえ。ひとしきり考えて、オトクなランチにぎりを選択。カウンターの隅に座り、しぶーいお茶を飲みつつ握りの到着を待つ。ふと大将をみれば、ビニル手袋をつけて握っている…
朝早い地下鉄で、カサカサ音がして目をあけると、朝マックを立ったまま食べている。目を疑ったけど、いい年をしたオジサマだ。あらあら。新幹線で食事をするのは迷惑といった議論には賛同しかねるけど、通勤電車、さらに朝という時間帯を考えると、さすがに…
昨日はついつい寝酒が過ぎた。ダシが飲みたい、温かいダシで胃を満たして、モヤモヤを取り除きたい。そんな素直なカラダの要求に応じる。早くダシを吸収したいので、駅から一番近い小諸そばへと。メインはあくまでダシ、麺や具材はおまけだから、シンプルな…
三種のカレーランチ、その名もジャンタ・ターリー。ヒンドゥー語らしく、直訳すると「公共の大皿」。ワンプレートランチってニュアンスだナ。三種のカレー、ナン、ミニサラダ、飲み物が選べるなどお得感あふれてます。飲み物はチャイもいいけど、本格カレー…
苦み走ったいい男、なんて言葉がありますが、苦味というのはオトナの味覚ですね。サワー好きなお坊っちゃまにはわかるまい、ほろ苦の世界。いや、高倉健やチャールズ・ブロンソンじゃあるまいに、私が苦み走ってるわけではないけどサ。年をとるのも悪くない…
「この油揚げ、大きいね」。家族の声に改めて見ればたしかに大きい。よく前を通る店なのに、この食品サンプルは見逃していた。いろいろ見ているようで、結局ニンゲン自分の見たいものしか見ないんだな、と猛省。こいつは一回試してみるべきだと、オヤツがて…
なか卯の看板メニューはなんだろう。「丼ぶりと京風うどん」がウリなのは知ってる。親子丼はおいしいし、うどんもかなりのクオリティだし。しかし、この手のチェーンのフラッグシップはやはり牛丼であろう。松屋だって、すき家だって、吉野家の影を追いかけ…
この写真、隠れミッキーみたいだナ。それはさておき、いま静かに激辛ブームらしい。TV でもみかけるけど、完食できない辛さはもったいない。そう、もったいないのだ。辛みで胃腸が傷もうと自己責任だからいいんだけど、食べられないほど辛くする番組はあまり…
かき揚げは、素材のかたちのママ揚げたもの or 大判焼きみたいな型で揚げたもの、に大別される。前者はサクサク、後者はフワフワなことが多い。これは好みの問題。どちらもおいしいし、その日の気分で食べ分ければよいのです。ただ、店によって流儀があるの…
久しぶりの新宿「かのや」。どれもおいしいから悩むけど、シンプルにたぬきそば。食券を提出すれば、なんと三連続でたぬき、たぬき、たぬき。たぬきのジェットストリームアタック。3rd チルドレンならぬ 3rd タヌキアンとして呼び出しを待つ。しかもみんなう…
いつも人気の和食屋さんだけど、今日は殺気立つくらい賑わっている。なんとかカウンターに滑り込めたけど、後客は満席です〜といった具合。唐揚げ気分で注文すると「すみません、揚げものはヒジョーにお時間をいただきますが」とのお答え。なるほど、本日は…
立ち食いそば界隈にも得意分野がある。攻めるメニューの箱根そば、攻めすぎる富士そば、オーソドックスな小諸そば、戦いは数だよのゆで太郎。ヒエラルキーではなく棲み分け。みんな違ってみんないい。その日の気分で店を選べば無問題。胃腸が何やらもたれる…
松屋のカレーが終売になる。そんなニュースのあと、限定メニューの創業ビーフカレーが定番化すると続報が出て、プチ炎上したのは昨年の暮れ。リニューアルに伴う値上げといえばそこまでだけど、情報の出し方がよくなかった。従来の松屋カレーファンはがっか…
料理をしていて、ふと思う。熱で飛ばしたアルコールは鼻から吸収されるのだろうか。フランベはもちろん、和食の煮込み工程ではどうだろう。違法ドラッグなどは、鼻から吸引するなんていうし、アルコールを直接吸い込むルートとして成立しうるんだろうか。ブ…
ヌーハラという言葉を知って驚いた。ヌードルハラスメント。麺類をズルズル食べる音が不愉快だから慎めという言説。なるほど、なるほど。てっきりスポーツ新聞や雑誌を電車で広げて、ヌード写真が女性や子どもの目につくようにするハラスメントかと思いまし…
食欲はあるけど、胃がもやもやしている朝。風邪のひき始めの予感。こんなときはダシを流し込んで、内臓のご機嫌をうかがおうかな。具を咀嚼するのもおっくうなので、かき揚げよりもサラサラいけるたぬきにしようかな。風邪対策に栄養を考えて玉子もつけちゃ…
「鉄を喰え 飢えた狼よ。死んでもブタには 喰いつくな」とは尾崎豊の歌ですな。鉄分をとれではなく、ワイルドでいこうぜってことでしょうネ。飼い慣らされてはいけない、意地張れなくなったら終わり、なんて気持ちもありますが、疲れのせいかイスのある立ち…
ワンオペ。某牛丼店の夜勤問題で耳にするようになった最近の言葉だけど、ワンオペ育児なんて造語もできるくらい、いまや人口に膾炙している。 さて、こちらの立ち食いそばは、朝はメニューを絞っている。お得なセットに誘導しつつ、手間のかかりそうなメニュ…
きつねそば、たぬきそば。決めかねた場合、ムジナそばを食べることになる。こちら小諸そばでは「月夜のばかしそば」がそれにあたる。トッピングできつね or たぬきを追加する方法もあるけどさ。うずらで月、とろろで雲、青菜で草を再現している、名前負けし…
卵を一度にたくさん食べると、火垂るの墓を思い出す。あまりに悲しい話なので、もう何十年もみてないけど、滋養のつくものの象徴としての卵。物価の優等生なんていわれますが、栄養があり、煮てよし、焼いてよし、茹でてよし。なんならわが国ならば生食も可…
豚骨ラーメンが食べたい。それも家系ではなく、白濁した博多っぽいやつ。脳内のラーメン MAP を検索のすえ、電車を途中下車して歩を進める。こじんまりとした店ですが普段は学生で賑わっていることでしょう。固めを頼んで待っていると「白? 黒? 全部忘れち…
いつからスパゲティのことをパスタというようになったのだろう。なんならスパゲッティーと呼んでたよね、このイタリア麺のことは。調べると、イタリアの小麦粉系麺料理の総称がパスタなんだとか。つまりはスパゲティ、マカロニ、ラビオリ、ラザニア、形は違…
ラーメンか、らーめんか? 何が正しいのかわからないなんて尾崎豊ばりの葛藤を抱いていましたが、らー麺ときたか。こいつぁ一本とられたネ。何度もきているのに、いまさらながら気がついたよ。などと不明を恥じつつ、いつも通りに、メンマ、もやしをトッピン…
週イチペースのたぬきそば探訪。そばの風味、つゆのダシ、揚げ玉の様相。店ごとの個性が際立っていて楽しい。そう、はっきりと楽しいのだ。チェーン店、独立系、立ち食い、テーブル、いろいろあれども基本的にたぬきそばは安価である。かけ、もりの次にたぬ…
あまり眠れず、やさしさに包まれたい朝、そばではなくうどんを選ぶ。いつもは好ましいそばの風味ではなく、うどんの包容力が恋しいナ。当たり前だけど立ち食いそば店は、何も言わなければ基本的にそばが出てくる。朝からグッタリなので、会話しなくてすむ券…
おいしかった洋食屋さんの跡地に新しい店が。気になって入れば、ほぼ居抜きの様相で、テーブルやイスは以前のママですね。何もかも懐かしい。さて三種のランチから車海老のフライを選ぶ。何となく洋食屋さんの基本っぽいし、ワクワクするな。静かなクラシッ…
まんが道は名作である。藤子不二雄を中心としたトキワ荘の青春記であり、漫画黎明期の民俗学的資料の価値もある。一読しておいて損はない。藤子不二雄Aによる作品ですが、時おり描写される食事のようすが見逃せない。はじめての納豆、近所のラーメン、メン…
宮崎といえば、東村アキコ、高千穂峰、そのまんま東、冷や汁、チキン南蛮、炭火焼き、シーガイア。どこまで連想してもラーメンの印象はない。そもそも九州には博多、熊本など豚骨ラーメンの名地が多いから宮崎にそれを求めていなかった、反省。豚骨ベースは…
やっぱりそばが好きっ。なんの決意表明かはともあれ、結構な頻度でそばを食べている。とくに朝の出勤途中の立ち食いそばがおいしい。しかし、朝にそばを食べるとさすがに昼は違うものを食べたくなる。麺類の連続には抵抗がないので朝そば、昼ラーメンなんて…