今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

麺喰らう(その 104)喜多方ブラック

日本三大ラーメンというと、札幌、喜多方、博多といわれるようで、それぞれ味噌、醤油、豚骨スープがウリとなっている。みんな違って、みんないい。どれもおいしいし、どれも都内で食べられるのだから、ありがたい限り。南関東からの出不精が加速しそうです…

定食春秋(その 56)ことこと煮込みハンバーグ

表面はカリカリに焼け、フォークで切れば肉汁がジュワーっと。ほどよく赤みの残った肉をかみしめれば、旨味があふれる。ハンバーグというと、いつの間にやらそんなイメージ。間違ってない、むしろ正しい認識。でもハンバーグの原体験ってそんな素敵なものだ…

麺喰らう(その 103)冷やしたぬきそば

新しくできたこちらの立ち食いそば。当然ながらはじめての夏、はじめての冷やし麺。楽しみ、楽しみ。タッチパネルの券売機から迷わず冷やしたぬきを選択。そう、どの店でもまず冷やしたぬきを頼むことで、味の比較、相対化ができるのです。な〜んて、好きな…

麺喰らう(その 102)冷やし中華+マヨネーズ

本格的な夏を前に、あちらこちらで冷やし中華が始まっている。ギラギラの太陽と、アスファルトの照り返しを避けて、ふらふらと店に吸い込まれると、壁には冷やし中華の貼り紙が。よしよし、ここはお手並み拝見といこうか。よどみなく注文したのち、これまた…

麺喰らう(その 101)冷やしたぬきそば

暑い日のお昼は冷やしそばに限る。きつね派、たぬき派ありますが、できれば悩まないですむムジナ。頼めば出してくれそうなもんですが、小心者としては裏メニューのようなムジナの有無を確認できず、壁に貼られた季節メニューから冷やしたぬきを選択。水をち…

定食春秋(その 55)カレーライス

今日は朝からカレー腹なのである。お昼休みを告げるベルに、とらわれの心と体取り戻して街並みをゆく。お目当てはないけど、ゆっくりできるところがイイナ。ふと見れば、いかにも学生街の喫茶店といった風情の店に空席が。チャンス到来とばかりに滑り込み、…

麺喰らう(その 100)らーめん

ラーメンっていつからマウントの対象になったんだろう。新店ができればすぐに食べログで点数化され、数多のラーメン本への掲載がステータスとなり、行列が行列を呼ぶ。そりゃあ、おいしい、お値打ち、口に合わない、いろいろある。お金と時間をかけるからに…

定食春秋(その 54)競馬場のもつ煮込み

散歩でもしようと府中に向かうと、あいにくの雨。これが新宿のような繁華街なら地下でも歩いていれば雨をしのげますが、都下だとそうもいかない。ちょっと考えて府中競馬正門前駅から東京競馬場へ向かう。駅から巨大な馬券売りビルまで親切に屋根がついてい…

麺喰らう(その 99)蘭州牛肉拉麵

夏がくれば思い出すのは、遥かな尾瀬などではなく、閉店したそば屋さん。冷やしたぬきが絶品で、そば湯までおいしくいただいた思い出。個人店は、いつなくなるかわからない。仕方ないんだけど、みるみる選択肢が減っている気がする。安心のチェーン店も好き…

麺喰らう(その 98)朝そば+焼きさばめし

ごはんがかきこみたい朝がある。汁物で胃を満たしたい朝もある。そんな朝に、ゆで太郎。別にまわし者ではないんだけど、今朝はまっしぐらです。いくつかの朝定食から「焼きさば」をチョイス。店内ほぐしの謳い文句が決め手。やってきたのは「かけそば」とご…

麺喰らう(その 97)ラーメン

ラ、ラ、ラ、ラーメン♩赤ちゃんはどこの国でもラで産声を上げるっていうけど、ホントかね?ともあれ浮かれ気分でラーメン腹のランチタイム。行列は嫌だけど、人気店がなんとか店内待ちでいけそうなので、そそくさと入店。券売機をながめると、+170 円でご飯…

麺喰らう(その 96)大宮担々麺

担々麺を食べたいときというのは、ちょっと刺激が欲しいときで。平々凡々な日常の一里塚。昨日と今日は違うんだよと確認するための刺激として担々麺を食べるわけで。大仰なようですが、要は真新しいメニューに飛びついただけです、ハイ。ちょっと蒸し暑いの…

定食春秋(その 53)創業ビーフカレー+野菜サラダ

朝の松屋は、皆うつむきがちであった。たぶんそんなことなくて、自分の心象を映しただけなんだろうけど。なんかこう、モヤっとした気分に喝を入れたくなって、いつも通りの朝食メニューではなく、カレーライスを選ぶ。「カロリーとか言ってんじゃねぇ、そう…

定食春秋(その 52)朝カレープレート

朝カレーは、刺激的だけどクセになる。いや、刺激的ゆえに定期的に食べたくなる。初めてのこちらのお店、券売機前で悩むことしばし、字面だけで朝カレープレートを選ぶ。ミステリー列車のようなワクワク感、いったい何が出てくるものか。見れば卓上には、う…

麺喰らう(その 95)自家製 ペヤング焼きそば

たまにドン・キホーテに行くと、前衛的な、先鋭的な品ぞろえが楽しい。若者の好むような品ぞろえだけでなく、最近はインバウンド需要を意識してるかな。そんなドンキのレジに並んでいると、レジ前の棚にあの「ペヤングソース」が売られている。すでにカゴに…

麺喰らう(その 94)ねぎラーメン

塩分はいらないけど満足感は欲しい。そんな日の朝食にコンビニスイーツを食べる。まったり、ねっとり、おいしいチーズケーキ。やるな、コンビニ。 これで塩分カンマ何グラム。なんというか、こればっかりだと今度は糖尿を気にしなければいかん気がするけど…

麺喰らう(その 93)こく煮干しラーメン

小学生の頃だったと思う。母親からお手伝いを言い渡されて、煮干しのワタと頭をとったもんだ。あと、カツオ節をカンナみたいな削り機で薄〜く削った覚えもある。化学調味料を好まない母にとって、ダシをとるのは日常であり、食事のキモであったのだろうナ。…

麺喰らう(その 92)冷やし中華

「冷やし中華、始めました」の響きだけで、食欲のない昼休みも乗り切れる気がするナ。でも鮎の解禁日とは異なり、各店舗で X デーはまちまちなので、基本的に足で確かめて回るしかない。こちらは通年メニューに「5月から9月」と時期が明記されていたので、…

麺喰らう(その 91)せいろともつ煮込みセット

もつ煮込みはお酒に合うんだから、おそらくご飯にも合う。自明なんだけど、ランチタイムにもつ煮込みを出す店は少ない。狙うべきは居酒屋の昼メニュー、間違いのないおいしさがそこにある。で、本日の日替わりがもつ煮込みとの立て看板にひかれてフラフラと…

定食春秋(その 51)ニラレバ&麻婆豆腐定食

食欲がなくて何が食べたいか思いつかない日もあれば、食欲がお盛んで何に絞ればよいか思いが至らない日もある。今日は後者。珍しく胃が快調なお昼どき、ひとしきり考えてハーフ&ハーフを選ぶ。とはいえ、左サイド、右サイドそれぞれさらに選ばねばならず、…

麺喰らう(その 90)揚げ茄子おろしそば

新作そばをみかけたならば、ついつい食指が動く中年ライフ。本日は、小諸そばの店頭でみかけた揚げ茄子おろしそばに激しくひかれる。促成栽培なのか、走りなのかはわからないけど、旬よりはちょっと早い印象。ともあれ茄子は油をよく吸うので、油料理との相…

定食春秋(その 50)牛ロースかつセット

カツ界の勢力図については、豚カツを頂点に、メンチカツが2番手につけるのではないかと思う。肉の格だけでははかれない、パン粉のいたずら。とはいえ、牛カツだっておいしいのはわかっている。生食も可能な牛の特性を生かしたレアなカツ、これはお豚さまに…

麺喰らう(その 89)明日葉天そば

京王ユーザーとしては、沿線情報には敏感でありたいし、なんならフィールドワークで現地を確かめたい。そんな小市民の矜持。さてレストラン京王は、そば部門だけでで3業態も展開している。同じ会社が同じ沿線で競合するからには何かウラがあるはずとひそか…

定食春秋(その 49)お造り膳

お目当ての店に入れず、出遅れたランチタイム。ふと見れば、いつもは混み合う人気店に行列がないので、運よく滑りこむ。お客さんの回転の具合かな、かえってラッキー。さて、何を食べたものか、ノープランながらさっぱりしたものを求めてお造り膳をチョイス…

麺喰らう(その 88)辛味噌麺

暑くなると辛いものが食べたくなるのはなぜだろう。空調がききすぎると発情を逃しちゃうとは西川貴教の言葉ですが、発情はともあれ発汗したいというカラダの主張なのかもしれませんね。で、辛味噌麺。券売機の赤いビジュアルだけでは推察できませんが、通常…

麺喰らう(その 87)伊勢うどん+玉子

うどんはコシが命! 都内でも讃岐うどんが隆盛を極める昨今、そのような傾向にあるようで。ツルツル、シコシコ、たしかにおいしいから否定はしないけどサ。でも、福岡のふわふわ、名古屋のアルデンテ、吉田のカッチカチなども味わい深い。土地とダシに合わせ…

定食春秋(その 48)酢豚定食

春と夏の境目が年々ぼんやりしてきている。歳のせいなのか、温暖化なのかは知らないけど。いずれにせよ、季節の変わり目は体温調節が追いつかない。ランチ気分もはっきりとせず、今日はガツンと肉を食べようか、いや野菜もとりたいな〜など秋の空のようにゆ…

麺喰らう(その 86)冷やしたぬき(田舎)

突然ですが、フィールドワークの結果を報告します。都内でみられる「冷やしそばのツユ」ですが、おおよそ下の3種に収束すると思われます。1)温そばのツユをほぼそのまま冷やした系。若干そうめんツユに寄せた店もあり、ゴクゴク飲める。2)ざるそばのツ…

定食春秋(その 47)自家製 豚の角煮

もらい物の焼酎があるので、角煮でもつくろうと断固たる決意。角煮をつくるのは長丁場必至、山王に臨むくらい強いココロが必要です。まずはスーパーに買い出し。豚バラブロックを物色のすえ、脂身が少なめの 800 グラムを買う。ズシリとした重さが頼もしい。…

定食春秋(その 46)ミルフィーユロースとんかつ

揚げ物でもいけそうだな〜なんて、胃腸の具合のいい日は、店選びも足どりが軽い。脳内の定食地図を広げてアゲアゲな店をサーチ。そこで選んだのはミルフィーユとんかつ。なんとなく得体が知れず、頼んだことがなかった。いつも看板に書いてあるのに、文字通…