今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

麺喰らう(その 462)新カレーうどん in なか卯

「新」を名乗るからには、旧がある。新横浜、新大阪、新松戸、新百合ヶ丘などは、以前の駅と併用されるから、混同しないために「新」がつく。そういえば、帰ってきたウルトラマンを新マンって呼んだ記憶もある。あと、けんちゃんラーメンがずっと新発売だっ…

定食春秋(その 272)玉丼

最後の晩餐に何を食べたいかと聞かれたら、すかさず卵かけご飯と答えます。おふくろの味、妻の手料理、娘の手作りお菓子よりも、卵かけご飯。卵は新鮮ならばブランドでなくていいね。醤油を加えて軽くかき混ぜておいて、炊き立てご飯をよそい、中央に窪みを…

定食春秋(その 271)ロースカツ定食

たまにはガツンと揚げ物を食べるぞ、と断固たる決意。でも夜だと胃もたれするから、ランチにしておこうと、二段階決意。さて、何にしようか。黒板をみれば、本日の揚げ物は、竜田揚げ、チキンカツ、ロースカツ。「チキン or ポーク?」と心の CA さんに尋ね…

麺喰らう(その 461)エビ入りワンタン麺

これだけ寒いと、汁ものが恋しい。お得な中華定食には、餃子、回鍋肉、麻婆豆腐、レバニラ、油淋鶏、エビチリが居並ぶけど、汁ものが恋しい。麺類の部をみればラーメン、麻婆麺、タンメン、担々麺などなど。写真つきのメニューは眼福ですが、多彩ゆえ、アラ…

定食春秋(その 270)目玉焼朝食 in やよい軒

久しぶりのやよい軒でモーニング。こちらの目玉焼朝食は「目玉焼」を冠に戴くも、その本態はソーセージ朝食なのだ。もち麦ごはんにて注文。お茶を淹れにいくと、テレビで見た自動おかわりマシーンや、「だし飲み放題」用のポットが置いてあり、三日会わざれ…

麺喰らう(その 460)五目そば

昼下がりの街中華。百花繚乱のメニューから、オススメと謳われる五目そばを選ぶ。ランチサービスの小ライスは、刹那の煩悶のすえあきらめる。壁には「街中華で飲ろうぜ」との BS 番組のポスターや色紙が。こちらはメニューの幅といい、店構えといい、今どき…

麺喰らう(その 459)想い出のラーメン

古いアルバムの中に、隠れて想い出がいっぱい。スマホのデータ整理の折、1枚のラーメンの写真で手が止まる。今はなき、街そば屋のラーメン。ニンニクチップ入りの鶏がらスープ。かんすいのきいた黄色い縮れ麺。インゲンなど色とりどりの具材。みているだけ…

定食春秋(その 269)プレミアム牛めしミニ in 松屋

松屋の朝定食は豊富なので、先客が悩むのもよくわかる。券売機をあれこれ操作した結果、どうやら牛めし単品と納豆単品に行き着いたようす。意外な組み合わせ!その創意工夫に感心しつつ、牛めし単品、ライスミニを購入。いつか試してみようかな、とは思うけ…

麺喰らう(その 458)醤油味玉らーめん

ラーメン屋さんなのにチャーハンがおいしい。そば屋さんなのにカレーライスがおいしい。店の本流ではないものが舌に合うのはよくある話で。お店の人も肩の力が抜けて、ちょうどいい具合に仕上げてくれるんじゃないかな、なんて勝手を言いますが、そもそも店…

麺喰らう(その 457)たぬきそば

シンプルに生きよう、なんて CM コピーがありました。持ち物は断捨離、心はマインドフルネス。わかっちゃいるけど、実行するのは難しいです。で、せめて財布の中身をシンプルにすべく券売機に小銭をはたくと、もり、かけ、たぬき、月見にあかりが灯る。ひと…

定食春秋(その 268)ソーセージエッグ定食 in 松のや

同じ通勤経路で、同じ職場に向かえば、自ずと朝食の場所も限られる。なんなら、飲食店の閉店ラッシュもあって、より選択肢は狭められている。ふと夕方に通りかかれば、松のやが朝定食を始めたことに気づく。以前は昼開店だったのに、ライバルが減ったから間…

麺喰らう(その 456)牛すじうどん

牛すじって、具体的にはどこの部位なんだろう。調べてみると、アキレス腱など腱の部分らしい。長いあいだ、スネ肉と混同していたみたいです。手間ひまかけて、ひたすら煮込めばトロトロになるというのが共通点ですね。同じ命をいただくのなら、余すところな…

麺喰らう(その 455)味噌らーめん

これだけ寒さが募ると、お昼は温かいものが食べたくなる。感染防止も大事だけど、ランチ孤食のリスクは低いだろうし、外食を応援しないと。で、本日はいわゆる二郎系ラーメンで、ガッチリ食べようという魂胆です。醤油、塩、煮干し、味噌と豊富なラインナッ…

麺喰らう(その 454)銀だこそば in 富士そば

最近ご無沙汰の富士そば前を通りかかれば「銀だこそば」のポスターを発見。お腹はすいていないけど、ここで会ったが百年目、券売機をポチり。富士そばは店ごとのメニューの裁量権が大きいのですが、立派なポスターからすると、どうも企業同士のコラボだな。…

定食春秋(その 267)つゆなし和風牛丼 in なか卯

牛丼つゆだく。かつて華原朋美が人気絶頂期につゆだくファンを公言し、大ブームとなりました。もともとは吉野家築地店での符丁だったとか。店側としては、一番おいしいバランスで提供しているわけですが、お客さまの声にお応えして、できる範囲で対応します…

麺喰らう(その 453)むじなそば

靴下は右足から履く、黒猫を見たら3歩下がる、お墓の前を通るときは息を止める。子どもの頃の自分を縛った、なんてことのない、おまじない。そう、何の得もないのに、続けてしまう習慣。財布の小銭がピタリなくなると縁起がいいという、根拠が微塵もないマ…

麺喰らう(その 452)油そば

一時期、飛ぶ鳥を落とす勢いで流行った油そば。どれが先達かはさておき、和え麺、まぜそばとともに一大ジャンルを築いており、専門店も多い。お目当てのうどん店が密で途方に暮れていると、ふと油そばの看板が目につく。狭い視野と行動半径が災いして、今ま…

定食春秋(その 266)カンパチ海鮮丼

カンパチと聞いて、魚を思い出すのが凡人、渋滞を思い出すのが東京人、川谷拓三を思い出すのが昭和生まれ。同音異義語って難しいですね。環八ついでに環七。初見殺しのその読み方はかんなな。かんしちと読んで、捕物帳じゃないんだからと言われたのは、吉田…

定食春秋(その 265)カキフライ定食

カキはRのつく月に食べろという格言。セプテンバーからエイプリルまでと考えても7か月ある。それに夏の岩ガキを考えれば通年食べられそう。そういえば、初めて出かけた海外がオーストラリア。生ガキに初挑戦して、同行者がドン引きしていたけど、現地の2…

麺喰らう(その 451)あおさわかめそば

欧米では海藻はみな一緒くたに「seaweed」と呼ぶとか。生物学者はともあれ、名の知られたシェフでも、seaweed で片づけてしまうらしい。そんな話を安住紳一郎の日曜天国で聴いたのを思い出す。海苔、昆布、あおさ、ひじき、ワカメなどみーんな seaweed 扱い…

麺喰らう(その 450)ラーメンセット

ラーメンライスに正しい作法なぞない。男おいどんや美味しんぼなどの作品で描かれたラーメンライスは、貧乏な若者の友達のような扱いである。富山ブラック、徳島ラーメンなど、味の濃いラーメンでライスを食べるというのは、栄養バランスはともあれ、カロリ…

麺喰らう(その 449)キムチ味噌煮込みうどん

本格味噌煮込みうどんが東京で食べられるのは嬉しい限り。こちらでは、キムチ、インディアン、イタリアンの変わり種味噌煮込みも楽しめます。キムチでついに全品制覇。基本の味噌煮込みうどんがおいしいので、全幅の信頼がおけますヨ。カウンターに座り、煮…

麺喰らう(その 448)カレーせいろそば

ランチへの道すがら、空き地をみて、この辺そば屋が減ったなあとしみじみ。脳内地図で数えてみたら、なんと街そば屋が11軒、立ち食いが7軒。よく通った店、何度か行っただけの店、いろいろだけど、地価の高い地域だし、後継者不足もあったんだろうな。なんだ…

麺喰らう(その 447)九州麦味噌らーめん

ヒトは誰しも、限定に弱い。ましてや季節限定、数量限定ラーメンと言われたら、どうして食べないでいられようか。ためらわずボタンをポチリ。食券を出すと「お時間かかりますが」とのこと。望むところダ、いい作品のためならいくらでも待ちます、なんて実在…

麺喰らう(その 446)鶏がら醤油メンチラーメン

ふと、立ち食いそば屋の窓をみれば「鶏がらラーメン始めました」との貼り紙が。「専門店以外が出すラーメン愛好家」としては、見逃せません。しかし、券売機でラーメンがみつからず戸惑っていると、現金払いでのみ受け付けるとのこと。本部の目を盗んだ裏メ…

定食春秋(その 264)得朝ミニプレミアム牛めし豚汁セット with カレー小鉢 in 松屋

寿限無のような長〜い名前の朝定食。冷え込む仕事始めに豚汁が嬉しい。おや、選べる小鉢にカレーが増えている。出会ったからには新規開拓。食券番号がちょうど 100 だったのが小さなシアワセ、我ながら小市民だな。セルフのお茶を飲みつつ、呼び出しを待つ。…

麺喰らう(その 445)ラーメン

お節に飽きたらカレーもね。とは秀逸なCMコピーで、ククレカレーの知名度をグンと引き上げたし、日本人のなんとなくの習慣に風穴をあけた。お節の呪縛から解放された日本人の精神が、国民食であるカレーに向くのは必然であり、同様にラーメンに向くのも自然…

麺喰らう(その 444)イカ天そば

イカ天でバンドブームを思い出すのが、中年のお作法。食べるたび、心の中で相原勇が弾む。そんな郷愁を秘めつつ、小銭を用意して出来を待つ。そばを湯通し、イカ天をのせ、2回ツユを注ぎ、トングでネギをひとつまみ。何万回と繰り返しただろう、無駄のない…

麺喰らう(その 443)きつねうどん・小 in なか卯

冬休み 朝の散歩で なか卯に寄り道。朝定食、そば、うどん、調子がよければカツ丼だって注文可能ななか卯の万能感。今日の胃具合はうどん。ただし、なか卯は券売機がややこしい。店内⇨うどん⇨きつねうどん小⇨お支払方法⇨電子マネーの種類⇨支払⇨発券確認⇨発券…

定食春秋(その 263)こだわり卵朝定食 in なか卯

正月はお休みにするスーパーが増えてきた。昭和の光景に戻ったようで、懐かしくもあり。不自由を楽しむのも、また、新しい生活様式ですね。そもそもお節料理は保存食なので、お雑煮との組み合わせで三が日くらい生き抜きたい。が、便利な平成を生きたせいだ…