今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

麺喰らう(その 851)ちくわ天うどん

ちくわよちくわ どうしてお穴があいてるの 相田みつをの詩にありそうだけど、なんのこたぁない、忍者ハットリくんの獅子丸の歌である。安孫子先生の傑作はなぜかインドで大人気でアニメが逆輸入されている。 ちくわに穴があいているのは、きゅうりやチーズを…

定食春秋(その 523)からあげ弁当

メロンパン、タピオカ、マリトッツォ。マスコミか、商社か、仕掛け人はともあれ、ブームは突然やってきてジワジワと消えてゆく。寿司トッツォ、好きだったのに。 https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/11/06/070000 さて、同じ文脈で語るのは違う…

麺喰らう(その 850)かけそば with 卵かけごはん in めとろ庵

物価の優等生、卵の価格が高いらしい。などというと他人ごとだけど、家の卵パックは家人が買うので、こちらは牛丼店やそば屋でのトッピング単価が判断材料である。 幸いに私の通う店ではまだ値上げにはなっていないけど、燃料費高騰、円安、鳥インフルなどマ…

麺喰らう(その 849)タンメン

明治に創業したという、甘味処兼食事処。高齢のご夫婦で営んでいるので、店が続いているだけで嬉しいお店。正直、訪れるたびに「やめてなかった」と安心している。 店に入れば、最近もTVの取材があったようで貼り紙がある。80半ばのご主人が店内の接客と甘味…

麺喰らう(その 848)朝食そば in いろり庵きらく

機械化というと、やはり銀河鉄道999を思い出す。機械の体を求めて旅をした鉄郎は、限りある生命の美しさを知り、親から子へ命をつなぐことも永遠の命なのだと悟る。 あるいは機械には趣きがないという人もいる。お燗は電子レンジではなく銅のちろりでつけろ…

定食春秋(その 522)炊き込み幕の内弁当

文章修業でブログを書いているけど、すべての食事を記録しているわけではない。文章を書くことを義務化すると、肝心な食事の味が楽しめなくなる気がして。 で、いつものワンコイン弁当を手に入れ、せわしないけどサッと食べてしまおうと蓋を開ける。すると、…

定食春秋(その 521)カレー丼と蕎麦

カレーが食べたいと思ってもそれだけでは何も決まらない。ココイチのようなオーソドックスなチェーン、印僑が営む本格派ナンの店、喫茶店の個性豊かな欧風カレー。 そんな3択ならまだいいけど、そば屋や街中華の出すあっさり風味も捨てがたいし、なんならカ…

麺喰らう(その 847)コロッケそば in 箱根そば

先日、突撃!カネオくんを観ていると、田牧そらちゃんが「初めてコロッケそばを食べた」と言っており、女子高生がひとりで立ち食いそばに行くのか、と驚いた。 考えてみれば、学生のころは学食が安かったし、富士そばにはごくたまにしか行かなかった。社会人…

定食春秋(その 520)炒飯 with 目玉焼き

目玉焼き。白と黄色のシンプルな彩りながら、朝食のメインでよし、肉類の付け合わせによし、ハンバーグや焼きそばの上でも輝きを増す、万能のユーティリティ選手。 ダウンタウンの浜ちゃんが「ハンバーグに目玉焼きが乗っていると喜ぶ」とお子さま舌のように…

麺喰らう(その 846)たぬきそば in 豊しま

朝食抜きだと高血圧になりやすい、スマホのアプリからそんな警告を受ける日々。おなかがすいていればもちろん食べるけど、胃もたれだの、時間だの、障壁は高い。 それでも、ふと思い立って食べられるのが立ち食いそばの魅力。注文を悩むヒマもなく、あっとい…

定食春秋(その 519)国産若鶏竜田揚げ定食

若鶏というと、フレッシュでいかにもおいしそうなイメージがある。調べてみると生後3〜5か月程度の鶏で、実は今どき流通している鶏肉のほとんどが若鶏だとか。 ほかに卵を生まなくなった親鶏、飼育法や血統が管理された地鶏がある。さらには輸入肉も国内消費…

麺喰らう(その 845)春菊天そば

タクシー運転手が通う店は間違いなくおいしいという。味はもちろん、お値打ち感や利便性などが口コミで伝わるのだから、そうなのだろう。街道沿いの店が該当する。 その類いで、工事現場のひとに人気の店はコスパに優れていると思う。色々な現場を渡り歩く彼…

麺喰らう(その 844)ふかひれあんかけうどん

ヒレというと、牛や豚ならテンダーロインとも称される最高級の部位である。やわらかな赤身肉で、関西ではヘレともいう。グルメ垂涎のおいしいイメージがある。 あるいは、魚の3枚におろした切り身をヒレとかフィレとか呼ぶ。わかりやすい例でフィレ・オ・フ…

定食春秋(その 518)四川風花椒麻婆豆腐ランチ with 半元祖餃子

麻婆豆腐の辛さは、店によりピンキリである。万人向け丸美屋甘口クラスもあれば、一見さんの心を折る猛烈な辛さまで、食べてみるまでわからないのが実際である。 とはいえ店構えによって、ある程度の推測はつく。いわゆる大衆食堂や街中華はそんな無茶な辛さ…

定食春秋(その 517)角煮仕込みポークカレー

わが家の金曜日はカレー曜日である。別に海軍出身ではないが、いつの間にか習慣が根づいていた。何も恥ずることはないし、むしろ生活サイクルが安定して落ち着く。 ゆえに、週末に近づくと外食でカレーを食べない。別に朝昼晩同じメニューでも気にしないけど…

定食春秋(その 516)サービス牛たん定食

牛たん。何気なく使っているけど、牛+tongueの組み合わせである。調べれば、カルビは韓国語、ロースは英語、ハラミは日本語など、焼肉界隈の語源は興味深い。 言葉の成り立ちが、複雑な日本の焼肉史を示しているのだろうか。まあ、そんな仰々しいことは専門…

麺喰らう(その 843)昔ながらの醤油ラーメン in 富士そば

富士そばは、チェーンながらもしばりがゆるく、グランドメニュー以外は店ごとに取り扱いが異なる。それはそれで楽しみだけど、お目当てがないと寂しい。 比較的よく行く富士そばは、ラーメンの取り扱いがなく、半年ほど富士そばのラーメンを食べていない。さ…

定食春秋(その 515)メンチカツとクリームコロッケ定食

主役級の二人が組めば、そりゃ盛り上がるでしょう。野球ならON砲。KKコンビも華があった。あるいは、布袋と吉川のユニットCOMPLEXなど。例えが古いけどさ。 しかし、ピンよりもコンビで輝く実力者もいる。おいでやすこが、アライバ、オグシオなどジャンルを…

麺喰らう(その 842)朝そば in ゆで太郎

ゆで太郎。後発ながらも、いつも間にやら立ち食いそば界のトップに君臨しているゆで太郎。以前は通勤動線にあったけれど、残念ながら撤退して以来、疎遠である。 それでも何かの折にふれ立ち寄るようにしている。あたかも、元カノの姿を探してしまう山崎まさ…

麺喰らう(その 841)しょうゆうどん(温並)

安住紳一郎アナは「しょうゆ大使」である。種類、製法、産地にも詳しく、その博覧強記には頭が下がる。かくいう私の地元も醤油五大名産地の1つだが、もっぱら食べるだけである。 醤油はだいたいの料理に合うけど、単独よりも、ダシとの組み合わせでより本領…

麺喰らう(その 840)天ぷらそば

かけそばこそ、そば本来の味わいがわかると思い、しばらく続けた立ち食いの道場破り。やはり、反動がやってきて揚げ物が食べたくなる。そば屋の華は天ぷらだよね。 で、天ぷらそば。立ち食いそば店だと、かき揚げなのか、海老天なのかは店によりけりだけど、…

麺喰らう(その 839)味噌煮込みうどん

あだち充の名作「H2」に「待ってる時間も、デートの内」という言葉がある。あいにくデートには縁がないけど、ポジティブな考え方には深く感銘を受ける。 いわば「待ってる時間も、食事の内」なのだ。ラーメン店の行列も、何ヶ月待ちのお取り寄せスイーツも、…

麺喰らう(その 838)かけそば in さがたに

かけそばを訪ねて十杯目、ひと区切りにしようと思う。立ち食いといえど、ダシの種類、カエシの配合、そば粉の割合、打ちかたなど、店舗ごとに特徴がみられた。 こちらさがたには、ダシとカエシのバランスよいツユ、名物の十割蕎麦が嬉しいだけでなく、ナルト…

麺喰らう(その 837)かけそば in 相州そば

相州そばはカレー南蛮が抜群においしく、〆のミニごはんまでご馳走である。お得な朝そばも然り。だがしかし、マイブームのために、あえてかけそばを頼み続ける。 https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2022/09/11/070000 まさにミスチルのいうところの…

麺喰らう(その 836)かけそば in 永坂庵

恋も二度目なら少しは上手に愛のメッセージを伝えると古の歌にある。マイブームのかけそば探訪も八軒目となると、さすがに手慣れてくるかと思いきや、そうでもない。 立ち食い中心だからやむをえないけど、とにかく券売機でのかけそばの位置がバラバラである…

麺喰らう(その 835)かれー南蛮そば

こうも寒いと、温かいものが食べたい。いやむしろ、熱いくらいがいい。名古屋弁でいうところのチンチコチンだ。味噌煮込みうどんもいいけど、出す店が少ないのよね。 でも街そば屋に来れば、多種多様の温まるメニューにあふれ、悩むくらいです。鍋焼きうどん…

麺喰らう(その 834)手打中華蕎麦 with マシめんま

マツコの知らない世界が好きで、ひとり夕食を食べながら録画を観ることが多い。どの方面にもマニアがいるもので、斯界の知識をきくのが楽しい。世界は広いな。 で、いつぞや面白かったのがラーメンメンマの世界。さまざまなラーメン店が紹介され、夕食中なの…

定食春秋(その 514)豚汁朝定食 in 松屋

以前もブログに書いたけど、松屋の豚汁はおいしい。豊富な具材、味の深み、お手軽さなど、どれをとってもお値段以上。家庭で雪平鍋につくる分量では敵わない。 https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/10/23/070000 券売機で購入し、セルフのお茶を…