今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

麺喰らう(その 781)朝そば in 梅もと

激戦区。スイーツなら自由が丘、美容室なら青山あたりか。秋葉原はもはや家電の激戦区ではないし、ラーメンなどはターミナルすべて激戦区だろう。 新宿西口の駅チカ。小田急エースと京王モールが連なる通路は、朝メシ激戦区といえよう。わずか50メートルほど…

麺喰らう(その 780)野菜たっぷりタンメン in 日高屋

タンメンは冬が似合う。今どきは春夏秋冬いつでも食べられるけど、白菜や人参の旬からすれば、本来は冬の食べ物だと思う。初冬のような天気に心が決まる。 タンメンならば、日高屋だ。昼どきは混み合うけど、運よく空き席に滑り込む。心は決まっていたので、…

麺喰らう(その 779)もり蕎麦 in さがたに

朝、ルーチンのように同じ電車に乗っているけど、ふといつもと違う時間帯に乗車。ターミナルを降りれば、ちょうど7時、店のシャッターが一斉に上がる。 おかゆ、そば、うどんなど、待ちわびて並んでいるひとも多く、つられてそばでもたぐろうとのれんをくぐ…

麺喰らう(その 778)明太クリームスパゲッティ

ごはんのお供ならば麺類とも相性がよい気がする。玉子、納豆、明太子などは言わずもがなの好相性だけど、塩辛、キムチ、ゆかりあたりは、場合を選ぶかな。 ともあれ、たらこや明太子をスパゲッティに合わせようなんて、イタリア人も度肝を抜かれたでしょうね…

定食春秋(その 473)フィッシュフライ弁当

フィッシュフライ=魚のフライと言われると、ホキ、タラあたりの白身魚のフライを連想する。アジならば「アジフライ」と名乗りをあげるはずだしね。 本来なら、タラフライ、ホキフライでいいはずなのに、白身ったら自己主張が弱いんだから。こちらのフィッシ…

定食春秋(その 472)昭和のオムライス

昭和生まれの明治男、といえば村田兆治。先日は不名誉なニュースで世を騒がせたけど、トミージョン手術、マサカリ投法、サンデー兆治など二つ名も多い。 なんというか、元号を2つ遡ると、昔ばなし感が出ますね。平成の頃なら大正、令和の今なら昭和。昭和に…

定食春秋(その 471)くじら刺し定食

飲食店の黒板メニューは胸がときめく。季節メニューを中心にオススメが提案されており、嬉しく悩むのも食事のうちで、こちらも心して選ばねばなるまい。 さて、ほぼひと月ぶりの訪問のこちら。看板メニューをみれば、変わらずくじら刺しが。他のメニューは入…

定食春秋(その 470)和風牛丼・ミニ・つゆ抜き & 鶏だんごスープ in なか卯

「おいしいダシ」を飲みたいとき、個人的になか卯の評価は高い。丼ぶりと京風うどんの店を名乗るだけあって、味噌汁ですらダシの深みに驚愕する。 さて、家のひとから「なか卯の日スクラッチ」の当たり、鶏だんごスープ券をもらったので、久しぶりになか卯を…

麺喰らう(その 777)ざるそば

おや、777回目の麺記事だ。昔のCDシングルが777円だったよね。消費税3%払うと、ちょうど800円になる価格。平成も遠くになりにけり、だな。 さて、もりそばとざるそばの区別は難しい。ネットを検索すれば、もりそばが先で、ざるに盛りつけ、ツユを変え、挽き…

定食春秋(その 469)洋風幕の内弁当

値上げラッシュのこの時勢、ワンコイン弁当には頭が下がる。値上げしてでも同じクオリティか、クオリティを下げてでもワンコインか、悩ましい問題ですね。 そんなことを思いつつ、ワンコイン弁当。こちらは幕の内を基本として、日替わりが2種といったライン…

定食春秋(その 468)マーボ豆腐定食

最近の病院の検査は凄まじい。血液、尿、身長、体重から、どれだけ塩分をとったかを言いあてるのだ。仕組みはともあれ、生活が丸裸で、イヤンな感じ。 ちなみに塩分の1日摂取量の目安は、基準はいろいろあるけど、およそ6グラム。ラーメン1杯食べたらオー…

麺喰らう(その 776)ちくわ天そば

朝晩冷え込むようになると、温かいダシが欲しくなる。尾崎豊なら百円玉で買える温もりだけど、オジサンは嗜好品でなく、実益=栄養もつけておきたい。 で、立ち食いそば。ズラリ並んだメニューはどれも魅力的だけど、かき揚げや春菊天のような質量はちとつら…

定食春秋(その 467)豆とチキンのカレー

お年頃なので減塩を意識する日々。旨みや辛み、酸味などで満足感を得るのが、長続きの秘訣らしい。まあ、ラーメン一杯で1日分の塩分って言われちゃね。 で、本日はインドのカレー。複雑なスパイスは実に頼りになりますね。メニューをみると、こちらは東南ア…

定食春秋(その 466)広島産大粒カキフライ定食

小さいころは苦手だったものが、歳をとると食べられる。ビール、春菊、牡蠣などの苦み関係が思い浮かびますよね。で、本日は旬のカキフライ。 久しぶりのトンカツ屋さんですが、泣く子と旬のカキには勝てません。どこ産でもおいしくいただくけど、広島産との…

定食春秋(その 465)かつ丼 in 富士そば

散歩のとき何か食べたくなって。池波正太郎ならば文学になりますが、私の場合は単なる寄り道に堕する。それでも、自由な買い食いは、心身の栄養ですよね。 予定のない休日の朝、フラフラ徘徊したのち、小腹満たしに立ち食いそばに吸い込まれる。そんな幸せな…

麺喰らう(その 775)カレーそば in 元禄そば

チェーン店の勃興と隆盛により、どこでも安心して食事ができる安心感が得られた。でも、東京近郊はどこも似たり寄ったりの金太郎飴のような駅前になった。 さて、再開発して久しい府中駅前。綺麗なビル群の狭間に、競馬場のある街ゆえの居酒屋などが連なり、…

定食春秋(その 464)煮込みハンバーグ定食

ハンバーグの原体験はマルシンである。牛肉輸入自由化前は、一般家庭でハンバーグなぞ出てこなかった。ブルジョワは知らんけど、少なくとも我が家では。 ゆえにマルシンの練り物にも通じる味わいが原体験だった。ミートボールならばイシイのオベントくんだし…

定食春秋(その 463)ヘルシー幕の内弁当

「健康のためなら死ねる」。ふと、ネットで見かけた言葉を思い出す。言いたいことはわかるけど、不健康の行き着く先が死なのだとすると、矛盾している。 いきすぎた健康志向を揶揄する言葉なんだろうな。昔のひとが「過ぎたるはなお及ばざるが如し」と言った…

麺喰らう(その 774)もち入りラーメン

ラーメンは、かつて中華そばと呼ばれただけあって、そばから流用した具材が多い。ネギ、ナルト、のり、ワカメなどは古きよきラーメンに欠かせない。 しかし、天ぷら、お揚げ、生玉子などはそばうどんでは主力だけど、ラーメン界隈では物珍しい。カツオ昆布の…

麺喰らう(その 773)肉スペシャルそば

「スペシャル」をiPhoneのスーパー大辞林でで調べると「特別。特殊。他の外来語と複合して用いる」とある。キン肉マンのスペシャルマンが真っ先に浮かぶ。 だが現実はそうではない。団塊ジュニアの昭和キッズならば「水曜スペシャル」の川口浩探検隊を忘れる…

麺喰らう(その 772)朝得そば in 相州そば

揚げ物がキツい年になってきた。ほんの2、3年前まで、朝そばのかき揚げが潤滑油がわりで、1日の活力となっていたのに、最近は胃もたれを覚える。 50年近く大病もなく生きてきたし、多少のシステム劣化はやむをえまい。むしろ、これまでありがとう、と感慨深…

麺喰らう(その 771)雲呑麺

そういえば、外食でワンタンを頼んだことがない。ひとりで食べるには、なんとなく主食がないような気がするし、シェアするならば水餃子を頼んでしまう。 せいぜい、ワンタン麺である。それならば麺が主食になるし、十分に腹くちくなる。ワンタン麺が有名なこ…

麺喰らう(その 770)コロッケそば

実家のコロッケは俵形だった。クリームコロッケにありがちな円筒状で、じゃがいもと挽き肉、玉ねぎが入っていた。もう食べることのできない、懐かしの味。 高校のころ、部活帰りに立ち寄った肉屋で食べたコロッケが平ったくて驚いた。家で母親にきくと「平べ…

麺喰らう(その 769)半チャンラーメン

炭水化物on炭水化物。禁断の組み合わせは数多い。そば&いなり寿司、うどん&かやくご飯、焼きそば&コッペパン、お好み焼き&ご飯。自由って素晴らしい。 そんなマリアージュの1つ、いや、最高傑作ともいえるラーメン&チャーハン。ラーメンライスでも良い…

麺喰らう(その 768)白海老天そば

海老の天ぷらといえば、ドーンと威容を放つ立派な海老を思い浮かべます。天ツユでよし、塩でよし。そばに乗っても主役を譲らない、天ぷら界の石原裕次郎。 一方で、桜海老だとちょっと主役には足りない。玉ねぎあたりとともにかき揚げとなるイメージ。海老の…

定食春秋(その 462)マグロ丼

ブランド牛には産地の名前が堂々と冠される。神戸、松阪、近江など西日本がまず浮かぶのは、牛食文化の地域だからかな。ともあれ、土地と不可分である。 一方、ブランド米の名付はさまざま。ミルキークイーン、青天の霹靂など、どこ産だかわからない。あきた…

定食春秋(その 461)酢豚弁当

オカズに果物を入れるか問題は根深い。生ハムメロンはまだしも、ポテサラりんご、ソーメンみかんなど、考えてみると意外と手広く展開しているのだ。 で、その1つが酢豚パイナップル。肉をやわらかくするとかいうけど、熱を通すと酵素が壊れるらしく、実際は…

麺喰らう(その 767)シーフードヌードル

御三家といえば尾張、紀伊、水戸である。細かくいえば家格もあるらしいけど、明治以降も侯爵であり、庶民からすればそのまばゆい家柄に大差はない。 あるいは橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦を思い浮かべる人もいるだろうし、いやいや秀樹、五郎、ひろみに決まっ…

麺喰らう(その 766)肉玉そば in 豊しま

新そばが出始める季節、老舗やニューウェーブ系の店では、それはもう香り高いそばが待ち受けている。そば猪口に先っぽを少しつけて、ズズズっとたぐる。 そばの高潔な旨み、ツユの凛とした深み、そして鼻腔をくすぐる香り。そりゃあ、おいしい。食べずとも思…

定食春秋(その 460)ヤンニョムチキン弁当

ヤンニョム:韓国料理で組み合わせて使う各種の調味料および香辛料の総称。ヤンニョン(大辞林) ふむ。韓流ブームにのれていないオジサンとしては、なじみのない料理だけど、殻に閉じこもっても仕方あるまい。ひとつ試しに食べてみよう。 韓国に限らず、海…