今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 354)玉子かけごはん定食 in 松のや

今どきのチェーン店はリスクヘッジもあるのか、1つの業態にこだわらない。吉野家=はなまるうどん、すき家=なか卯など眷属を従えている。松屋も御多分に洩れず、トンカツ、カレー、中華など多くのグループを抱え、偶然だけど私の行動範囲とも重なって重宝…

喫茶見習(その 3)フレンチトースト de アンキパン with カフェラテ

藤子不二雄で漢字を覚えた。ドラえもん、ハットリくん、パーマン、怪物くん……枚挙に暇はないが、ふりがなつきなので、貪るように読んだ。小学校も高学年になると、コロコロを卒業して、ジャンプに夢中になる。えっ、まだコロコロ読んでるの? なんて雰囲気に…

麺喰らう(その 591)ラーメン

街そば屋のラーメンを無性に食べたい日がある。初心に立ち返る。言うなれば、水をたたえた田んぼの如き日本人の遺伝子レベルの原風景である。昼下がりの買い物途中、入口脇にカブの止まるような、街並みに溶け込んだ店の暖簾をくぐる。大将と女将がテレビの…

定食春秋(その 353)若鶏の竜田揚げ定食

オフピーク通勤に慣れると、かつての満員電車には戻れない。座れはしないものの、スマホをみたり、車窓を眺めたり、ゆったり気分で過ごせる。これがランチとなると不如意なもので、基本的に混み合った時間帯に行くしかない。「休憩は一斉に」との労働基準法3…

定食春秋(その 352)カツ丼 in 富士そば

外食には適正価格がある。自分なら牛丼400円、ラーメン700円、お刺身定食900円といったところが相場か。これより高いと、贅沢気分になる。一方で、外食には格もある。例えば同じカレーでも、中村屋ならば1万円、ココイチならばワンコイン。コスパとかいう主…

定食春秋(その 351)とろーりゴーダチーズのカレー

ちょっといいことがあると、ランチを奮発する。こちらのカレーハウスは三度目の訪問。恋も二度目なら少しは上手になるので、三度目なら尚更。前回は、牛豚鶏ミックスの欲張りカレーにしたので、肉類はひととおり味わったことになります。野菜か、チーズか。…

麺喰らう(その 590)ゆず担担麺

ふとみると、いつも人気の店がすいている。特に目標もないランチタイムなので、吸い込まれるように着席。何にしようかと、メニューを眺める。担担麺がウリのこちら。無印のほか、黒、赤、黄金などの各色担担麺をはじめ、東京ラーメン、酸辣麺などバリエーシ…

麺喰らう(その 589)中華そば、半チャーハン+餃子セット in 日高屋

ギラギラの太陽は、ビーチの大黒摩季なら喜ぶけど、都心に勤めるオジサンにはきつい。当たり前だけど、ランチタイムは日陰も少なくて困る。なんというか、飛行石の眩しさに思わず「わしには強すぎる」とつぶやいたポム爺さんのような心境です。暑すぎて、思…

麺喰らう(その 588)朝そば

暑い日は、朝からすでに暑い。太陽がまだ低いので、わずかな日陰を渡り歩いてなんとかしのぐ。ステイホームもいいけど、少しは歩かないと。ヤボ用を終え小腹満たしにそば店を物色。モーニングタイムが 7-11 時と気前よく、朝そばを注文。写真がないので、ど…

麺喰らう(その 587)冷しちくわ天そば in しぶそば

遠征、アウェー、ビジター、四面楚歌。表現はともあれ、本拠地を離れると、どこか心許ない。足をのばしていつもの沿線を外れ、街を散歩する。朝早くひとっ気も少ないと、空気もどこか凛と感じられ、背筋がのびる思いです。気づけば二子玉川。小腹もすいてき…

定食春秋(その 350)ビーフカツカレー in ココイチ

日本人たるもの、食べ物でゲンを担ぐ。納豆は粘り強さ、ブリは出世魚、数の子は子孫繁栄、なんならダジャレで、慶事はめでタイ、敵にカツ。受験期には、受カール、きっと勝っと、カナエルコーンのような縁起ものが出回り、ウインナーをwinner、タコを置くと…

定食春秋(その 349)親子丼・小 in なか卯

なか卯のアイデンティティは親子丼にある。各種うどんもおいしいし、牛丼だって他社に引けをとらない。でも、なか卯の魂は親子丼にこそある。なんて大仰に書きましたが、当ブログを顧みれば一度も触れていない。なんというか、慚愧にたえません。で、今朝は…

定食春秋(その 348)オムライスとコロッケ

暑いからといって、冷たい食べ物に頼らない。歳をとるごとに代謝が落ちるからか、そう心がけるようになりました。で、昔ながらの洋食屋さん。昭和のオムライス、ポークソテー、生姜焼など、魅力的なメニューに悩む。以前おいしかったオムライス、それもコロ…

麺喰らう(その 586)とんこつラーメン

昨日混み合っていたラーメン店をリベンジで訪ねると、本日定休日。むむむ、ちょっとご縁がないのかも。それならばと昨日食べた店を再訪する。昨日は「外れ外れ1位」などと書いたけど、手堅くおいしかったし、看板にある「とんこく、江戸だし」を試そうと、…

麺喰らう(その 585)正油ラーメン

お目当てのラーメン店が行列で、外れ1位の店にも振られて途方に暮れる。とにかくラーメン腹なので、記憶を頼りに外れ外れ1位を指名する。「外れ1位」という表現はよくないけど、今や押しも押されもせぬ球界 No.1 ショートの坂本勇人も外れ1位です。残り…

麺喰らう(その 584)朝ラーメン

夜営業が制限されるなか、朝に活路を見出す飲食店も当然にあるわけで、頑張るお店は応援したいな。で、目をつけていた朝ラーメンを訪問。なんとワンコインでライスもつけられるとか。さすがに朝から重いので泣く泣く自重する。朝なのにすでに暑いけど、8割…

定食春秋(その 347)鯵の押寿し

自粛ムードの日々。自宅にいながら旅情が味わえる駅弁はありがたい。で、遠方の駅弁もいいけれど、かえって近場の駅弁こそ縁がないと気づく。 本日買ってきたのは鯵の押寿し。神奈川県大船駅の名物とのことです。日帰りできるし、特急に乗る距離でもないの…

定食春秋(その 346)牛肉どまん中

駅弁はおいしい。味もさることながら、旅情という空気感を満喫するのがうれしい。一人でも、友だちとでも、家族とでも、楽しさを味わえる。東海林さだお先生も「駅弁の丸かじり」にて触れているけど、買って早々電車が動く前に食べるなどはご法度なのです。…

定食春秋(その 345)天津飯+半ラーメン in 日高屋

醤油ラーメンが食べたい。店主入魂の一杯とか、行列店の華やかなヤツではなく、フツーの、なんの変哲もないラーメン。これが意外と難しい。鶏がらスープで、ナルトやメンマがのった、いわゆる昔ながらの東京ラーメンを出すのは、ラーメン店よりもそば屋さん…

定食春秋(その 344)黒チャーハン

お目当てが混んでいて、途方に暮れる昼休み。路面に置かれた看板を眺めつつ移動していると、黒チャーハンの文字が目に飛び込む。黒ですと?ゴマ、イカスミ、こんぶ、ひじき、黒豆。なんにせよカラダによさそうだ。袖擦り合うもなんとやら、?を!に変えるべ…

麺喰らう(その 583)親子南ばん

親子丼は鶏肉と玉子、他人丼は豚肉と玉子。思わず納得しそうになりますが、実の親子が都合よく組み合わさるわけもなく、いわば偽装家族です。鮭とイクラなんて亜種のほうが、確率的に実の親子の可能性があるかな。なーんて突き詰めて考えると食欲がなくなり…

麺喰らう(その 582)冷しカレーコロッケのおそば in 富士そば

科捜研の女✖️富士そば。ちょっと何言ってるかわかりませんが、相変わらず富士そばのキャンペーンは攻めている。藤浪の内角くらい攻めている。この組み合わせ、もはや〈衝撃の最終実験〉⁉︎とのキャッチコピーは言い訳にすぎない。ようは、夏枯れの時季、テコ…

麺喰らう(その 581)豆腐一丁そば in 箱根そば

小さい頃、夏休みの思い出はいろいろあったはずなのに、すべて中学の部活の日々で上書き保存されました。水を飲まない、昭和なスパルタ思想。なくした記憶は取り戻せないけど、新たな思い出をつくればいいわけで、そんな夏のイベントの1つ、箱根そばの風物…

麺喰らう(その 580)半らぁ麺

崎陽軒のシウマイが食べたい。そう思うと居ても立っても居られず、検索すれば以前住んでいた街の支店が最寄らしく、久しぶりに訪問する。電車が地下化され、すっかり小綺麗にロータリーが整備されているけど、よくみると街並みと店はそう変わっていない。安…

麺喰らう(その 579)涼彩そば

街そば屋さんが、どんどん閉店している。以前からくすぶっていた高齢化問題に、コロナ禍がブーストをかけた印象で、個人的には寂しいかぎり。各種そばはもちろん、鍋焼きうどんや丼もの、なんなら中華そばも出すような、ざっかけない街そば屋さん。とにかく…

麺喰らう(その 578)玉子とじそば

最近、肥えてきた。過去の自分を超えてきた、ならきこえはいいけど、そうではない。標準体重の上限を超えると、さすがにベルトもきつくなる。で、刻の流れに抗うために、比較的ヘルシーなそばをすする。玉子を入れればタンパク質も摂れるし、ビタミンB的な…

定食春秋(その 343)五目炒飯

百花繚乱の街中華メニュー、すべて写真付なので悩みも深い。野菜不足解消に中華丼、涼を求めて冷やし中華、変化球ながらオムライスもいいな。散々悩んで、頭も一周したのか、結論は炒飯。無印炒飯と五目炒飯、違いはエビの有無らしく、差額150円ぶん楽し増せ…

麺喰らう(その 577)ぶっかけうどん

再開発が進むお茶の水。線路に貼りついたような古いビル群が取り壊され、バリアフリー化が図られるらしい。周辺は病院も多いし、もっともだ。ノスタル爺さんにはなりたくないけど、それなりに思い入れもあった地域だけに感慨もひとしお。再開発の間隙をぬっ…

麺喰らう(その 576)赤鶏と蛤の淡麗中華そば

あまりに暑いからか、人気店なのに行列がない。熱いものは食べたくないよね、でも炎天下ウロウロしたくないし、覚悟を決めてノレンをくぐる。券売機の左上、一推しは鳥賊煮干し中華そばだけど、新規開拓してみようかな。赤鶏と蛤、旨みがギュッと出そうな組…

定食春秋(その 342)サニーサイドアップモーニング in デニーズ

こうも暑いと、散歩中の買い食いでもゆっくりしたい。いつもなら立ち食いそばや牛丼店だけど、ふと目についたファミレスに立ち寄ってみる。大通り沿いなので、それなりにお客さんも入ってますね。トースト+玉子のシンプルなモーニングもあるけど、せっかく…