今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 404)玉子かけごはん定食 with コロッケ featuring 豚汁 in 松のや

豚汁が飲みたい。油膜が張って湯気の出ない熱々のやつを、ふうふうと冷ましてはズゾゾと味わう。味噌汁とは異なる、油脂のコクがたまらない。具材にはこだわらない。定義から豚肉はマストとして、あとは適当な根菜と、何ネギでもかまわない。豆腐だってあっ…

定食春秋(その 403)セイロン風カレーライス

カレーはインド発祥だけど、わが国にはイギリス経由で伝来している。江戸末期に伝わり、明治期には広まったのだから、よほどウマが、いや、舌が合ったのだろう。日本式カレーが逆輸出される昨今ですが、インドから直接やってきた本格カレーも数多い。私の知…

麺喰らう(その 688)煮干ラーメン

♩北へ帰る人の群れは 誰も無口で海鳴りだけを きいている昭和生まれなので、この一節だけで津軽海峡の冬景色が思い浮かぶ。吹き荒ぶ風、荒れる海、舞い散る雪、伏し目がちな人びと。行ったことないけど。、ともあれ、こちらはランチタイムのラーメン店。食券…

麺喰らう(その 687)コロッケそば in 富士そば

生活リズムがズレたのか、最近は朝そば、というより朝食の機会が少なくなった。3食必要派と、人によりけり派があるけど、私は後者ですね。というより、お腹がすいたら食べればいいじゃない派。朝食抜きだと昼にはお腹がすくし、残業すれば帰宅の頃にお腹が…

麺喰らう(その 686)力うどん

ドラえもんの好物というとドラ焼きが有名ですが、当初はお餅好きだったはず。マンガの第1話では、うまいもんだなあ、と皿まで舐めてました。今でこそ小袋に分包されて年中売られていますが、やはりお正月に食べるお餅は格別です。煮てよし、焼いてよし、揚…

麺喰らう(その 685)カレー南ばんそば

ふと思う。よくもまあ、そばにカレーをかけようと考えたもんだ。今でこそ、町そば屋の定番メニューだけど、本格そば屋では見かけない。きつね、天ぷらあたりと比べると種物の中でも邪道感が強い。調べるとカレー南蛮の日印同盟は明治時代に結ばれたらしく、…

麺喰らう(その 684)特製醤油らぁ麺

今どきの醤油ラーメンには、テンプレがある。地鶏や貝の淡麗なWスープ、低温調理のしっとりチャーシュー、国産小麦に蔵元指定の醤油。当然ながら、なべておいしい。吟味された材料に、丁寧な接客、卓上の調味料も豊富で非の打ち所がない。あえていえば、お…

定食春秋(その 402)あじとなめろうのフライ

アジは味がよいからアジという。そんな話もすんなり信じられるほど、アジはおいしい。お値段もそれなりの、いわゆる大衆魚の雄です。アジの食べ方というと、塩焼き、干物もいいけれど、やはりアジフライが格別。そのままかじっても潮の香りがするけど、ソー…

麺喰らう(その 683)玉子たっぷりあんかけうどん

麺喰らう(その 682)ラーメンランチ

梅に鶯、唐獅子に牡丹、キン肉マンにテリーマン。相性のよいとされる組み合わせは枚挙に暇がなく、そんな名タッグひとつ、ラーメンライス。炭水化物に炭水化物を重ねるというのは、食べる人を選びます。特にラーメンは、餃子、炒飯、白飯などパートナー候補…

定食春秋(その 401)ビリヤニ・ターリー

ワンプレートの盛りつけというと、お子さまランチを彷彿とさせる。いろんな食味が盛りつけられ、見た目も味わいも夢のようなひと品。あるいは、ガンダムにおけるアムロの食事。何が何やらわからないけど、どぎつい色合いもあり、未来感あふれる。食べたくは…

麺喰らう(その 681)特みそこってりらーめん

スープの粘度は、気温と反比例したほうがいい。暑い季節はサラサラした冷やし中華が恋しいし、寒くなるとトローリあんかけがステキ。アツアツをありがたがるのは日本人だけ。ものの本で読んだことがあるけど、ハフハフ、鼻水をたえながら食べるラーメンは冬…