今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 298)ニラレバ炒め定食 in 日高屋

スタミナ料理といえばレバー、そんな刷り込みのあるアラフィフです。世代的にはニンニク信仰よりやや下、お笑いでいうと第4世代くらいかな。レバーは独特の食感で好き嫌いが分かれます。家で食べようと思うと、牛乳でくさみをとるなど下ごしらえも面倒で、…

定食春秋(その 297)本格四川風ホイコーロー定食

中国語が飛び交う中華料理店。ピークをずらしてもかなりの混み具合で、この人気っぷりは期待できそう。満漢全席の如き豊富なメニューに悩む。野菜たっぷりがイイな〜なんて眺めていると「本格四川風」と冠されたホイコーローと目が合う。どうやらホイコーロ…

麺喰らう(その 495)ラクサそば in 富士そば

ラクサってなんだ? 耳慣れない言葉を調べると東南アジアの華僑の間で食べられている麺料理なんだとか。現地では米粉麺らしい、なるほど。シンガポールとの国交樹立55周年をなぜ富士そばが祝うのかはさておき、相変わらず攻めている限定商品。五万食限定なら…

麺喰らう(その 494)嵐げんこつチャーシューメン with 餃子

たまにニンニクチャージがしたくなるのは、若さの残滓があるからだろうか。ラーメンスープに溶け出したヤツラを、麺とともにすすり込みたい。で、ラーメン花月へと。生活半径から撤退して久しいけど、たまに食べたくなる塩分のダイナマイト。ニンニク欲を満…

麺喰らう(その 493)五目そば

街中華の百花繚乱のメニューにしばし見惚れる。日替わり、麺類、ご飯もの、単品にライスをつければ立派な定食にもなる。さて、何にしよう。大皿では多いから、ハーフの酢豚もいいな。久しぶりにレバニラなんてどうだろう。と思い至ったところで、レバニラが…

定食春秋(その 296)メンチカツ定食

ハクション大魔王の好物はハンバーグですが、カンちゃんのママの調理風景をみるに、どうみても揚げ物である。ほな、メンチカツやないかい。何を言い出すのかと訝しがられるかもしれませんが、メンチカツを食べるたびそんなことを思う。ハンバーグを揚げたら…

麺喰らう(その 492)カレー南蛮そば

ひところ、朝カレーが流行った。言うまでもなくイチローが朝ルーチンにしていたからだが、本人は意に介さずそうめんや食パンに移行したとか。事の真偽はともあれ、朝カレーを食べるとスパイスでカラダが活性化するように思える。自宅ではなかなか難しいので…

麺喰らう(その 491)炙りチャーシュー麺

ちょっといいことがあった日は、ランチもそれなりに奮発する。いつものラーメンに炙りチャーシューをつけてみる。これぞ、小市民の贅沢です。皆さんはどうしてるんでしょうね。ご褒美スイーツとか、発泡酒をビールに格上げするとか、小さいながらも嬉しいや…

定食春秋(その 295)土鍋麻婆豆腐

漢字が並ぶと文章が黒っぽくなり、難解そうなイメージと共に、意味ありげな雰囲気がもたらされる。愛羅武勇だって初めて考えた人は発明です。北斗七死星点とか、超究武神覇斬なんて男ゴコロをくすぐられますよね。なんなら禁中並公家諸法度なんて語呂がいい…

麺喰らう(その 490)大地の濃厚みそラーメン in 富士そば

大地の〜とか言われると、松山千春の熱唱が脳裏をよぎる。そう、「大地」が似合う単語といえばやはり北海道だろう。あるいはドラクエ8かな。地平線に囲まれた雄大な草原と、抜けるような青空、そして富士そば。いきなり鳥の目から虫の目に場面が移りますが…

麺喰らう(その 489)すんきそば in よもだそば

すんき。不思議な響きに目を奪われる。店頭のポスターによれば木曽地方伝統の漬け物で、東京ではよもだだけ、なんだとか。むうう、興味深い。飛騨地方には漬け物のステーキがあるし、岐阜は意外な漬け物王国なんだな。かき揚げ、カレーなどのよもだ名物に惹…

定食春秋(その 294)カツカレー

免許更新のため鮫洲へと。滅多に来ない土地だから、試験場向かいのつけ麺大王に激しくひかれたけど、時間の兼ね合いで試験場内の食堂にする。主力はラーメンとカレー。ほぼ両者のバリエーションで成り立つメニューは、海の家やスキー場を彷彿とさせる。昼ど…

定食春秋(その 293)チャーハン大盛り

頭カラッポの方が夢詰め込める、と古の歌にありますが、頭がよしなしごとでいっぱいだと、お腹にものを入れるのも億劫になる。そんなお昼時。定食類は三角食べだの、ベジファーストだの、雑念が入るので、丼ものにしよう。あれこれ考えず目についたチャーハ…

麺喰らう(その 488)味噌バターコーンラーメン

三寒四温で春めいてくるこの頃。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、ヒートテックをいつ脱ぎ捨てようか、朝の天気予報が見逃せない。暖かいのは大歓迎だけど、冬の料理に未練はないだろうか、今季を自省する。自粛続きで忘年会も新年会もなく、旬な居…

定食春秋(その 292)ランチにぎり

お腹があまりがすいていない、でもオフィスを出たからには何か軽く食べておきたい。そんなお昼どきは江戸のファストフード、お寿司がいいね。「寿」を「司」どると当て字されているわけで、やはりお寿司は特別な「ハレ」の日の食べものとの意識が残っている…

麺喰らう(その 487)あさひやなみ

大人気の立ち食いうどん店、開店早々は人かげもまばら。チャンスとばかりに久しぶりに立ち寄るも、メニューが豊富すぎて券売機でとまどう。朝メニューのかき揚げうどんを見つけてほっと一息。モーニングがお得なのは間違いない。カウンターに食券を提出して…

麺喰らう(その 486)温玉入りけんちんそば in しぶそば

散歩の興が乗りすぎて、気がつけば東急沿線。せっかくだから久しぶりに しぶそば に顔を出そうかな。予定外のオヤツなので、揚げ物はパス。店先のディスプレイとニラメッコして、物珍しい けんちんそば を選ぶ。鎌倉の建長寺でつくられていた汁ものが、音便…

麺喰らう(その 485)朝カレー定食

日本橋界隈で勇名を馳せる「よもだそば」が新宿に支店を出したらしい。山手線をぐるり、というより中央線をズドン、と進出してきたのか。新宿に来たときの腹ごしらえは、かのやへ行くことが多いのですが、縁遠い日本橋へのライバル心もあり、新店ならば顔を…

麺喰らう(その 484)汁なしカルボナーラ担担麺

ラーメンとスパゲティは似ている。おすぎとピーコほどではないけど、ウッチャンと宮川一朗太くらい似ている。遠くから見ると、区別できない。洋の東西はあれども、小麦を原料とした麺類であり、共通項を見出すのは難しくないかも。日本へ伝来し、魔改造され…

定食春秋(その 291)中華丼

無性に野菜が食べたい。アラフィフともなると、若いころにはなかった感情がわいてくる。でも、サラリーマン向けのランチではなかなか難しい。付け合わせ程度ではなく、がっちり食べたいとなると、定食類だとレバニラ、野菜炒め、回鍋肉などが浮かぶ。あるい…

麺喰らう(その 483)とんこつ醤油らぁめん

とんこつラーメン、と聞くと白濁スープに細麺が泳ぎ、青ネギ、高菜、紅生姜など色とりどりの具材とすすり込み、もちろん替え玉して大満足。そんなステレオタイプなイメージは、博多ラーメンの全国進出成功による。とんこつ自体は低温で煮出せば、澄んだスー…

定食春秋(その 290)牛ひき肉といろいろ野菜のカレー

「ボンカレーはどうつくってもうまいのだ」とのブラックジャックの言葉は、非常に短いけれども日本人のカレーへの愛情と安心感を表している。やはりカレールーが大発明で、手順を正しく踏めばどうやってもおいしく仕上がる。ソースの水加減、米の炊き加減、…

麺喰らう(その 482)背油ラーメン+ライスセット

脂:動物由来、常温で固体。油:植物由来、常温で液体。例として牛脂とごま油がわかりやすい。ココナッツ油とか魚油とか例外はあるけどね。で、老舗ラーメン店の背油ラーメン。背脂でなく背油なのが趣き深い。スープのパンチ力に期待して、ライス&キムチの…

定食春秋(その 289)プレミアム牛皿+牛焼肉生野菜セット in 松屋

豪遊というと、高級クラブでドンペリをあけてパァーッと騒ぐ、なんてステレオタイプしか浮かばない。人生経験不足ゆえ、発想が貧困である。手の届く豪遊というと、ガチャガチャを大人買いする、回転寿司で高い絵皿を選ぶ、焼肉で「上」を頼む…あれ、なんか悲…

麺喰らう(その 481)コロッケうどん in 箱根そば

三寒四温、春は確実に近づいているけど、朝晩はまだ冷やっとします。日課の散歩の途上、箱根そばの幟に引き寄せられて、気づけば券売機前。まだ朝そばが頼める時間帯ですが、軽食というよりオヤツ感覚で食べられるものがイイな。となれば、箱根そばの名物、…

定食春秋(その 288)マグロカツ&カキフライ定食(半々)

和食屋さんのランチタイムを定期巡回。丼ぶりものにしようか、焼き魚も捨てがたいな〜などと黒板を眺めていると、見慣れない☆印を発見する。どうやら☆印のついたマグロ、カキ、アジ、なめろうなどの揚げ物は「半々できます」とのこと。いわゆるハーフ&ハー…

麺喰らう(その 480)塩ラーメン+ギョウザ

ラーメン業界は、生き馬の目を抜くような苛烈な競争である。コロナ禍もあり、人混みを避けるのだから、行列店であれ安穏としてはいられない。で、街角に新しい店を発見。豚骨ラーメン屋さんの居抜きで入ったのかな。シックな風体に気後れするも、ここは一期…

麺喰らう(その 479)雲呑麺

幼い頃の刷り込み効果は大したもので、ワンタンと聞くといまだに「ペヤングワンタン」がメロディとともに脳裏をよぎる。40年近く前なのに。本場の扱いはわかりませんが、スープ代わりというか、メインにはなりえない中華料理の名脇役。チームの中心は仙道だ…

定食春秋(その 287)日替わり定食

日替わり定食は、チョコレートの箱のようなもので、開けてみるまで何が出るのかわからない楽しさがある。旬の素材をお得に提供、なんて印象。ランチ限定、日替わり、週替わり、期間限定。種類はいろいろあるけど、店側も選択と集中を行うことで、コストと手…

定食春秋(その 286)ミックスフライ定食

給料日でもないのに、とんかつ専門店へ行くと、バチが当たる気がする。贅沢は敵だ!との戦中マインドに支配されている、団塊ジュニアです。いつも混んでいる店に空席があったので、フラフラと引き寄せられる。ロースやヒレもいいけど、どうせなら、4桁上等…