今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 233)自家製・カプレーゼ

紅白といえば源平合戦の昔から対立軸で語られがちですが、コントラストは美しい。色相、色彩、細かいことはともあれ、日本人の腑におちる。そうそう、紅白まんじゅうもあった。昭和の子なら卒業式が思い出されます。なんの癒着があったのか、縁起物として配…

麺喰らう(その 350)ミニ山かけそば+いなり寿司

渋谷駅の本家しぶそばが再開発でなくなるとか。しぶそばは普段の通勤動線にないので、散歩の途中で食べるくらいだけど、思うところはある。最近、立ち食い界隈は個人店、チェーン店ともに明らかに勢いがない。外食全体の問題かもしれないけど、入れ替わりで…

麺喰らう(その 349)もりそば+かき揚げ

「しばらくお休みします」なんて貼り紙のあった立ち食いそば店。単なるお盆休みだと思うけど、このご時世ひょっとして…と、久しぶりの訪問。しっかりありました、ホッ。一時は週3ペースで朝食を食べた店だけに安心しました。お昼のピーク過ぎでも客足が絶え…

麺喰らう(その 348)揚げ餅おろしそば

先日食べた力(チカラ)そばがおいしかった。餅とそば。炭水化物の二乗ですが、お雑煮を食べているような、どことなく懐かしい感じがあった。力そばはチェーン店ではあまり見かけない。手間がかかるのかな。でもきっと、個人店がそれぞれの流派、流儀で工夫…

麺喰らう(その 347)上海麺

上海というと蟹が思い出される。冬場になると高級店で解禁される上海蟹。おいしいけど、チマチマが面倒なのは、カニ一般に言えることですが。あるいは、雑技団とか、ハニーとか。大都市なのに驚くほど知識がない。出不精な私がわざわざ上海へ行くとも思えず…

麺喰らう(その 346)ランチラーメン

ガツンとしたものが食べたくて、二郎系ラーメンへ。券売機前に立てば、無料トッピングがない「ランチラーメン」を発見。へえ、お値打ちね。二郎系といえば、ニンニク、野菜、脂、スープの濃さなど、好みに合わせたトッピングができるのが有名ですが、それが…

定食春秋(その 232)そば屋のかつ丼

「そばつゆで作った そば屋のかつ丼」の貼り紙をみて、そりゃそうだと思う。むしろ、中華スープやコンソメで作った、なら真新しいけどサ。な〜んて斜に構えても、そば屋のかつ丼、大好きです。かつそのものよりも、だし、ご飯との一体感が素晴らしい。腹具合…

麺喰らう(その 345)自家製・ジャージャーそば

暑ければ冷たい麺を食べればいいじゃない。心のなかのマリー・アントワネットがそう呟く。夏バテ気味の胃腸を甘やかすべく、本日もてぬき麺。頼みのシマダヤ流水麺、レトルトの肉味噌、きゅうり、買い置きの麺つゆ、小パックの豆乳。切ったり、洗ったり、わ…

麺喰らう(その 344)自家製・てぬきうどん

夏バテなのか疲れがたまり、晩ごはんを作るはおろか、食べるのも億劫な夜。習慣でスーパーを回遊するも、ピンとくるものもなく3周目に突入。出来合いの冷やし中華に惣菜でもつけるかな、なんて思っていると天ぷらコーナーの隅に揚げ玉を発見。言い方はアレ…

定食春秋(その 231)チャーハン大盛り

お昼どき何を食べるか決まらないときは、食堂に限る。ファミレスもいいけど、孤独のグルメには似合わない。古いけどおいしい街の顔を目指す。メニューを眺めつつ、改めて自分の腹具合と対峙する。麺の部、定食の部、丼の部から、各々、冷やし中華、目玉焼き…

麺喰らう(その 343)つけとろ

食欲がない、そんなお昼どき。夏バテなのかもしれないけど、体力維持のためには何か食べておいたほうがいいのは自明。冷たいお蕎麦にしよう。メニューをみれば、冷たくて軽めのお蕎麦は、もり、田舎、つけとろ、胡麻たれ辺り。どれも魅力的だけど、精をつけ…

麺喰らう(その 342)力そば

気は優しくて力持ちというと金太郎や桃太郎、はたまた山田太郎が浮かんでくる。がっちり体格、気さくで、力強い。ステレオタイプな快男児。そんなところから名づけられたのが、力そば/うどん。スマホのゴシック体だと、「力」と「カ」の区別がつきにくいけど…

麺喰らう(その 341)東京らーめん+排骨

担担麺の専門店に行くときは、当たり前ですが、担担麺を食べたいときです。ところがメニューを開くと東京らーめんがあるわけで、心乱れる。まあ、前から存在は知っていましたが、今日に限って醤油ラーメンが実においしそう。鶏ガラと野菜のコンソメスープ、…

麺喰らう(その 340)冷し三色そば

蒸し暑いのは、どうもニガテ。汗がまとわりつくと、もう我慢ならぬ。熱いシャワー浴びて、冷たいビール飲んで、心の逃避行に出かけたくなる。でも、平日なので、そんな夢想は叶わない。せめて冷たいものを食べて、カラダを内側から冷やしたい。ささやかな希…

定食春秋(その 230)自家製・酢豚

パイナップルというと、かつては缶詰に入っていた印象。流通が発達した今では、生パイナップルも手に入りやすく、気軽な果物になりました。そしてパイナップルといえば酢豚問題。果物をオカズに入れるなんて、という声もあるけど、個人的にはありです。生ハ…

定食春秋(その 229)自家製・ローストビーフ

ローストビーフというと、ホテルブッフェで恭しくいただくもの。牛肉の輸入自由化前、昭和生まれとしては、憧れのハレの日のメニューです。ともあれ、赤みが残り、薄〜くスライスされたローストビーフを、甘辛いソースにつけてガツガツ食べたいという願望だ…

麺喰らう(その 339)自家製・冷やし中華

冷やし中華は、自宅でつくると大変です。イロとりどりの具材を買いそろえ、食べやすく切りそろえて、冷やしておかねばならない。ああ面倒。さらに麺、タレも種類が数多あり、店ごと、家庭ごとのバリエーションはおそらく無限大。個人的にはシンプルな酸っぱ…

定食春秋(その 228)自家製・野菜炒め

野菜炒めというと、当然肉っ気はない。清貧といえば聞こえはいいけど、外食ではやはり食指がのびない。老いたとはいえ、まだ、肉が食べたい。しかし自宅で主食が別にあり、サラダがわりに野菜炒めならば問題ない。サラダ油で炒めるのだから、温野菜のサラダ…

麺喰らう(その 338)肉そば+きつね

こちら久しぶりの訪問。ポスターで肉そばスペシャルがおいしそうと思うも、券売機には見当たらず、特殊な注文が必要みたいで、すぐに諦める。でも、いったんスペシャル腹になったので、もはや肉そばだけでは物足りない。そば大盛り、肉大盛りもいいけど、ス…

麺喰らう(その 337)冷やしたぬきそば

昼下がり、スーパーへ向かう道。住宅街に溶けこむお蕎麦屋さんがある。晩ごはんまでの腹具合を考えると、寄り道は厳しいかな、また今度な。なんて自己完結していると、店頭に素敵な色紙を見かける。大将が書いたのだろうか、ギザカワユス。こんなの見せられ…

定食春秋(その227)自家製・麻婆豆腐

この写真の違和感に気づきますか? 単なる自家製の麻婆豆腐ではありません。そんな大した仕掛けではありませんので、以下本文をお読み下さい。麻婆茄子の素で麻婆豆腐をつくる、ふと思いついた自らのアイデアに膝を打ちました。ずっと冷蔵庫にあるので気にな…

定食春秋(その 226)自家製・冷しゃぶサラダ

しゃぶしゃぶ。肉をしゃぶしゃぶと湯にくぐらせるから、しゃぶしゃぶ。ホンマかいなと思うけどポン酢やゴマダレで牛肉をあっさりいただける。牛肉と書いたものの、豚、ブリ、カニなどのしゃぶしゃぶも食べたことがありますね。いずれも食材の旨味が溶け出し…

麺喰らう(その 336)ひやむぎ&三ツ矢サイダー

散歩のとき何か食べたくなって、ラーメン屋さんに入ることが多かった。昼下がり、ランチの喧騒が冷めれば、人気店でもフラッと入れるしね。でも歳のせいか、ここ2、3年はラーメンが入らない。小腹は空けども、夕食に向けて胃袋の容量を空けておきたい。そ…

麺喰らう(その 335)明日葉天そば in 高幡そば

アシタバ。なんだかジブリ映画に出てきそうな名前だけど、漢字で書けば明日葉。伊豆諸島や房総半島で自生しており、食用になるありがたい草。大島や八丈島の名物らしく、青汁の原料に使われるほか、天ぷらにするとほろ苦くておいしい。香草と思えば、なるほ…

定食春秋(その 225)牛カルビホルモン焼定食+生卵

牛カルビホルモン焼定食のポスターに惹かれ、久しぶりのやよい軒。券売機のお肉の部に見当たらず、ひと苦労したけど、季節商品の部にて発見。ご飯は+30 円出してもち麦ご飯にする。肉メインだから、少しでも健康っぽくしたい。ついでに、生卵もつけちゃえ。…

麺喰らう(その 334)おかめそば

食欲がないけど、何かお腹に食べておかねば午後の仕事がもたない。そばならツルツル入るかなと思いのれんをくぐって、メニューとニラメッコ。油っ気を避けるとなると、タヌキや天ぷらが選択肢から消える。もり、とろろ、月見、卵とじあたりの軽いがいいなと…

麺喰らう(その 333)もやしそば

ついに、この日が来た。某定食屋の麺類の部、完全制覇の最後のひと品、それがもやしそば。暑い日だけど、あえて冷やしにせず、もやし。やきそば、ラーメン、もち入りラーメン、みそラーメン、タンメン、もやしそば、五目そば、チャーシューメン、冷やし中華…

麺喰らう(その 332)叉焼麺

マイブームのチャーシュー麺。こちらでは叉焼麺の表記ですね。幸いに読めますが、雲呑にふりがながあるのに、叉焼にないのは何でだろうか。こちらの叉焼麺とは初対面なのでドキドキする。いくつも恋して、順序も覚えて、キスがうまくなっても、はじめて電話…

定食春秋(その 224)自家製・肉団子のトマト煮

ハンバーグをつくろうと買い物に出かけ、ふと気づくと肉団子をこねていた。何というか、空気を抜いて、真ん中をくぼませて、がめんどくさい。さっきまであったはずのやる気を置き去りに、成り行き任せで調理は進む。たしか、トマトの水煮があったはずだから…

定食春秋(その 223)自家製・ポテトサラダ

ポテトサラダが SNS で話題になっていた。なんでも、子連れのお母さんがポテサラを買おうとしたところ、イヤミを言うオジサンがいたとか。アンタ台所立ったことないだろう、と思う。ここで書くのも面倒なくらい、大変なのヨ、ポテサラってさ。それなのに副菜…